米子大瀑布

三日目(10月26日)の一つ目の訪問地は、米子(よなこ)大瀑布でした。



NHK大河ドラマ真田丸』のオープニングで使用されて、一躍有名(?)になったとか。
「よなご」ではなく「よなこ」

「不動滝」(落差85m)と「権現滝」(落差80m)の二滝で、『米子大瀑布』とのこと。

まず不動滝に向かうのですが、車で行けるギリギリの所から、さらに30-40分程度の「山道」を登っていきます。
不動滝付近は、車を降りた所との標高差150mなので、たいした「山道」ではないのですが、
同じツアーのお年寄りの中には、過酷な山旅となってしまった人もいました。  ※Jack母、問題なし

山道もすっかり紅葉してました。
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不動滝(水しぶきでカメラが心配になるくらいまで、近づくことができます)
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さらに10分ほど道を登って、二滝が同時に見えるポイントへ

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滝の正面が台地のようになっていて、
よく見えるのです。











日光が真上から降ってきていたので、わかりにくい写真になってしまいましたが、
向かって左の岩壁と真ん中の岩壁の間に「権現滝」
真ん中の岩壁と右の岩壁の間に「不動滝」です。

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この滝周辺は、約2時間の周遊トレッキングコースになっているのですが、
我々のツアーは周遊せずに、来た道を戻りました。

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駐車場の付近が、素晴らしい紅葉でした。

松川渓谷

二日目(10月25日)の二つ目の訪問地は、長野県の松川渓谷でした。


千曲川の支流である松川。 ここで、滝を二つ観ました。

雷 滝
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通称「裏見の滝」です。

「雷滝」の名称は「轟音を立てている」から。









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川の流れとマッチして、美しい。












近くで見ると、迫力ありますね。
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こちらは「裏」から見たところ。
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八滝(やだき)
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左の画像は、ちょっと「遠目」すぎますかね?!

八段になって流れ落ちるので、このような名前なのだそうです。
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こちらの滝は、近づくことができないので、遠方の「展望台」からの観賞になります。

紅葉の時期に来てこそ! の「滝見物」でした。

蕨山 その2

下山開始。11:20

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山頂直下だけ、急な下りとなりますが、
あとは、概ね緩やかな尾根道となります。











登山口まで、いくつかの小さいピークを通過していきます。

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藤棚山(920.2m) 11:47

展望もなく、
ちょっとした「盛り土」的なピークです。








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大ヨケの頭(771m) 12:20

こちらも、ほとんど展望なし。









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植林の中の道を進み、
大ヨケの頭から1時間ほどで、
金毘羅神社」跡に到着です。13:15

ここの跡地が分岐点となっているのですが、
跡地の広場を通り抜けて進むと、
「鳥居観音」方面へと下ってしまいます。

ここは木造の鳥居を抜けて、「河又」バス停方面へと向かいます。



5分ほど下ると、ちゃんとして石の鳥居があり、
かつては「表参道」だったのかしら? などと考えながら通過します。

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途中「見晴らし」という名の所を通過しますが・・・

まったく「見晴らし」はありません。
草木の向こうには、「名栗湖」や「棒の折山」
などが見えるようですが・・・ 13:33








最後に、登山口手前に、“現在の”金毘羅神社がありました。
案内板には、火災で社殿を失ったことや、
正式の参道は、鳥居観音方面からの道であることがわかりました。
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下りで使った道は、なんとも言えない晩秋感が漂っていました。
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秋に奥武蔵を訪れる価値は、確実にこの点にあるかと思われます。


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登山口は「さわらびの湯」の目の前。13:50












ほとんど人にも会わず、静かな山行でした。

蕨山 その1

2018年11月16日(金)埼玉県飯能市にある「蕨山」(1044m)に行ってきました。

奥武蔵の「西部地域」の多くの山は、西武池袋線「飯能」駅から1時間近くバスに揺られて、
「名郷」という終点の停留場まで行く必要があり、
西武秩父線沿線の山と比べると、登山者数は少ない・・・と思われます。

でも、蕨山は人気の山で、奥武蔵の中では「伊豆が岳」の次ぐらいに登られているかも?
Jackは、名郷から登れる山の大よそを、数年前に登ってしまって、
なぜか蕨山だけ残していました。

当時は残すことに意味があったのですが、今となっては、その意味も失われて・・・
というわけで、行ってきました。
遠かった、家から登山口まで約3時間。大月市に行く方が時間的に近い。

名郷・・・武川岳、大持山、小持山、有間山など、複数の山の登山口となります。
バスを下りると、目の前にはトイレが。
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8:50に登山開始。
最初の20分は、林道歩きです。

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林道の終点を右折して登山道に入り、
沢沿いの道を登っていきます。9:07











植林の中の道を進み、段々と急坂になっていきます。

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尾根に出ると、標識があり、
蕨山まで1.7㎞ 名郷へ1.8㎞ とありました。

山頂までの中間地点と考えていいでしょう。

ここで5分程「バナナ休憩」
この先、尾根道となります。





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突然、正面に現れる「岩場」

ここは、本当に正面から「攻め」て、
岩を越えて行きます。

ロープが設置されていました。







その後も、キツイ登りが続きます。

この道は、以前「有間山」から下る時に歩いたことがありますが、
その時、「ここは登ったら、結構キツイなぁ」と思ったのを覚えています。

その時の記事 → 有間山5 

しかし、晴れて良かった。
急な斜面から、周囲の山がよく見えました。これは「武川岳」だと思いますが。
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奥武蔵は奥多摩と違って、雑木林が多いんですね。(もちろん針葉樹の植林もありますが)
なので、春は新緑、秋は落葉が楽しめます。

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いい具合に落葉していて、
明るい道になっているのですが、
落ち葉の下の様子がわからず、
木の根や浮き石にのらないよう注意が必要です。









標高差814mを、いっきに登る感じでずっと急坂。
やっとで稜線に出て、分岐点になっているのですが、右に行っても、左に行っても、蕨山の山頂です。 ん?

蕨山って、双耳峰なんですね。
最高点(1044m)は右(東)に! 有間山方面に進むと、5分もかからずに到着。

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でもこれは見落とすなぁ。10:49












もう一度、分岐点まで戻って左(南)に向かいます。
もう一つの山頂に、すぐに到着。10:56
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あまり広くない山頂です。

少々、木が邪魔ですが、武川岳、大持山、伊豆が岳がよく見えます。
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お昼には早い時間ですが、持ってきたおにぎりを食べました。当然「おかか」です。
久しぶりに「ゆでたまご」と「プチトマト」持参。

食べ終わると、早々に出発しました。
14:17に「さわらびの湯」バス停を出るバスに乗るために・・・

田代ロープウェー・苗場ドラゴンドラ

二日目(10月25日)の最初の訪問地は、
「田代ロープウェー」と「苗場ドランゴドラ」でした。

 苗場・田代のHP 苗場ドラゴンドラ・田代ロープウェー


雪もないのに、苗場なんて行ってどうするんだぁ?? みたいなことを思っていたのですが、
今やスキーよりも“紅葉の苗場”と言ったほうが正しいくらいの絶景でした。

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まず、苗場スキー場の北東に位置する、
田代ロープウェー山麓駅に到着。

すぐに乗れるのかと思ったら、40分くらい待たされました。
苗場プリンスに宿泊されているお客様が優先!!とのことでした。すげぇ~





苗場プリンスも古くなったので、そんなことをしないと、お客さん、来てくれないのかな??

田代ロープウェーは91人乗りで、全長2,175m、片道約10分。
日本一の瞬間地上高230m・・・確かにたいへん良い眺めでした。

二居湖(ふたいこ)
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山頂駅を降りると、

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見えるのは「田代湖」

周辺はスキー場ですね。










田代湖ロープウェー「山頂駅」から
20分ほど徒歩で下って、苗場ドラゴンドラの「山頂駅」に向かいます。

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ドランゴンドラの「山頂駅」

左の湖は「田代湖」










ドランゴンドラは定員8名、日本最長の全長5,481m。片道約25分

行程中、上昇したり下降したりするので、
ドラゴンの背中のギザギザみたいだ、ということで付いた名のようです。


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急降下中!

窓越しなので、写りが悪いですが









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伝わりずらいと思いますが、すご~い紅葉です。












ドランゴドラからの二居湖
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とぉ~ってもキレイでした。
“全山紅葉”とは、こういったことを言うのだと実感しました。

奥只見湖遊覧船

10月24日の三つ目の訪問地は「奥只見湖遊覧船」でした。


 ※二つ目の訪問地「八海山ロープウェーイ」が、ガスで視界ゼロとなり、
  ただ、上まで行って・帰ったきただけになってしまいました。
  いつか、登山で来てリベンジしたく思います。

奥只見湖!!
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住所は福島県南会津郡檜枝岐村新潟県魚沼市になるようです。
只見川の上流にある発電用のダム湖で、
一帯は越後三山只見国定公園に指定されているとのこと。

ちなみに越後三山とは、八海山・中ノ岳・越後駒ヶ岳を指します。

豪雪地帯で、付近にある奥只見スキー場は、大雪すぎて冬季に閉まるという変なスキー場。
4月下旬から6月初旬までがスキー・シーズンだとさ。

真保裕一の小説『ホワイトアウト』に出てくる奥遠和ダムは、奥只見ダムがモデルらしいです。
この小説は、かなり前に読みました。
周囲に「すごくイイから!!」と言われ過ぎて、感動しなかった小説です。


今回は旅行会社の団体ツアーで行ったので、遊覧船は、団体用の「外輪船ファンタジア号」
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遊覧コースは、「銀山平船場」から「奥只見乗船場」までの「銀山平40分コース」

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雨が降っていて残念。
遠方の景色もわかりません。

晴れていれば、
尾瀬方面に燧ケ岳も見えるとか







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紅葉しているんだけど・・・











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なんだか、暗い感じ。
新潟屈指の紅葉の名所・・・

ってことなんですけどね。








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40分の乗船の間に、なんとか雨は止みました。
奥只見ダムの間近で下船。












むしろ、下船後の渓谷が綺麗な紅葉でした。
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清津峡渓谷トンネル

母の無理な誘いに応じ、紅葉鑑賞のために新潟・長野方面へと出かけました。
仕事を休んで・・・
2018年10月24日~26日のツアー旅行です。

初日は若干の雨模様。
最初の訪問地は、新潟県十日町市にある「清津峡渓谷トンネル」でした。

2018年4月28日にリニューアルオープンしたばかり・・・らしいのですが、
そもそも、Jackは清津峡のことを知りませんでした(汗)
黒部渓谷、大杉谷とともに日本三大渓谷とのことですが、そんなの知らんがなぁ


現場は・・・清津川に沿って、崖の中を全長750mのトンネルが通っていて、
三か所の見晴所から、渓谷を鑑賞できる仕組みです。

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こじんまりとした温泉街の先に、渓谷があります。











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駐車場から2~3分歩いて、
トンネルの入り口に到着。










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トンネル内は証明を明るくしている所と
暗くしている所があります。

暗くても、歩くのに支障なし。

行きが軽い上り道

そして、場所によっては空気が生暖かく・・・
壁の向こうは温泉かも??



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そして三か所の見晴所は、概ね、こんな感じ。

川の流れを上から眺められます。








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トンネルの終点は、
“パノラマステーション”という名で、
床には渓谷から湧き出る沢水が
張られています。

「逆さ絵」的に風景を鑑賞できる
仕組みのようです。







第1見晴所から
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第2見晴所から
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   『柱状節理』の岩 : 岩体冷却時に体積収縮によって、冷却面に垂直の六角柱状の節理が生じたもの

パノラマステーションから 
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ここでは、紅葉はちょっと早かったようです。

景色は、トンネル内からよりも、トンネルの外の方が良かったかもね。
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柱状節理の観察は、トンネルからの方がいいです。