箱根外輪山 その5

イメージ 1

イメージ 2

たまたま知り合った女性と一緒に歩くことになりました。
細い道なのでJackが前を行くことに・・・

しかし、よくしゃべる方でした。
今年の夏は白峰三山に登られてそうです。
広河原に戻らなかったので、辺鄙な道を歩く羽目になったということで、
今度行く時は必ず広河原に戻るつもりでいるそうです。

某新聞社の登山ツアーは超上級者向けで、山岳レースかと思うようなペースで歩くそうです。
Jackはその会社の安達太良山ツアーに母を連れて参加したことがあるのですが、
そんなにハイペースではなかったので、そのように言うと、
難易度3や4に参加すると、ハイペースなんだそうです。
Jackが参加したコースは難易度2でした。

色々と体験談をお話いただいたので、Jackも何か話さなければ悪いように思えました。
(ハァハァ言いながら話しているので、無理しなくても良いのに・・・と思いましたが)
丁度、「急な下り道は辛い!」という話になったので、
白馬岳に登って蓮華温泉に下山した時、変化に乏しい下り道でしんどかったという話をしたら、
妙に興味をもたれたようで、
白馬大池から蓮華温泉までは遠いのか?とか、蓮華温泉には泊ったのか?と訊かれました。
白馬山荘で朝ごはんを食べてから出発して、蓮華温泉で日帰り入浴をして、その日の内に東京に戻ってきたと話したら、
それはいいことを聞いたと喜んでいらっしゃいました。
蓮華温泉に泊まらないといけないくらい時間がかかると思ってらしたようです。

まあ、これはこれで良い情報交換になりました。
某新聞社の難易度3以上のコースにJack母を連れて参加はできない・・・ということを学びました。

道はいつの間にか笹原の間の小道から、樹林帯の中の道に変わっていました。
話しながら歩いたので気がつきませんでした。
矢倉沢峠から一時間ほどのところで、急に視界が開けました。
正面に大きな山が見えます。(写真一枚目)
連れの女性の話だとそれが明神ヶ岳だそうです。

まだ結構歩かなくてはいけないようです。
標識には「40分」とありました。
時計は11:45を指しています。朝4:30位にご飯を食べたきりなので、そろそろ燃料電池切れです。
そのあたりはリンドウやトリカブトの花が咲いていたので、(写真はトリカブト
「ちょっと休憩して花の写真を撮っていこうと思うので、先に行ってください」
と言いました。すると
「そうですか、じゃあ、頂上でまた会いましょう!」
と言って、先に進んで行かれました。