箱根外輪山 その6

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とにかく、頂上はまだまだ先!ということがわかり、
「お腹すいたなぁ~」という気持ちがますます強くなりました。
どこか広いスペースがあるところを見つけて、ランチタイムにすることにしました。
とりあえず花の写真を撮って、先に進まれた女性の約50m後方を歩き始めました。

すぐに上り坂にとりつくことになりました。
お弁当を広げるのに便利な場所はありません。
道幅は狭く、草ボウボウといった感じです。(写真一枚目)

結局休むことなく歩き続けるはめに・・・
しかしペースはダウンしました。
坂はけっこー急です。
外輪山火口壁は急である場合が多いですが、ここも類に漏れず!です。

30分以上登ったでしょうか、少し勾配が緩やかになりました。
途中、一か所だけランチ適地があったのですが、
すでに先客がいらっしゃいました。
さらにここまで登ったのなら、頂上までいってしまえ!!という気持ちになっていました。

頂上間近になると道はほとんど平になって、視界が開けた・・・と思ったら、そこが山頂でした。
山頂まで2・3mのところに、先ほどの女性が座っておにぎりを召し上がっておられました。
「そっちに行くと日陰がないわよ!」と声をかけられました。
なるほど、頂上は「禿げて」いて、日光を遮るものはないようです。
Jackは「確かに、そのようですねぇ・・」と言いながら、広い頂上のど真ん中へと進みました。

12:37。残念ながら、空はなんとなくぼんやりとした色で、富士山は見えなくなっていました。
二枚目の写真で確認できる山並のうち、一番高い、丸くぽっこりしたのが金時山です。
本当だったら、金時山の後方に富士山が見えるのですが、
この時は雲で覆われていました。

とりあえず、お腹に何かを入れることにしました。
正面に箱根・駒ケ岳が見える場所に陣取って、傘をさしながら食事をすることにしました。
お弁当の内容はいつものごとく・・・です。

人が続々と頂上にやってきます。
また同じくらいの数だけ頂上から去っていきます。
外国人の方が多いのにビックリしました。
Jackの目についたのは白人の方ばかりでした。
アジア系の方もいらして、日本人と区別がついていなかっただけかもしれません。
しかし山で白人の方と会うといつも思うのですが、
なぜ短パンにTシャツのような軽装なんでしょうか?
時にそれで「寒い、寒い」とおっしゃってます。
昨年、ダイヤモンド富士を見に、高尾山に登ったときも薄着の異人さんがおりましたが、
寒がるなら着るか、持ってくるかすればよいのに・・・

そんなことを思っていると、先ほどの女性が
「お先に!」と言って出発されていきました。
この方はもう少し先で最乗寺方面の道を進まれるはずですので、ここでお別れです。

Jackもボチボチで出発することにしました。
ここから今日の最後の目的地・明星ヶ岳に向かいます。
13:00ぴったりの出発でした。