北高尾山稜 3

飽きやすい道ではありましたが、“静か”という点では申し分ありませんでした。
八王子城跡の登山口から関場峠までで、出会った登山者は3人でした。
「怪我しても、誰も助けてくれないなぁ・・・」と思いましたが、
隣り合わせた高尾山や陣馬山・景信山の混雑を思ったら、
こちらの北高尾山稜の方が、ずっと良いかもしれません。
 
朝、「高尾」駅からバスに乗る時、
「陣馬高原下」行きのバス乗り場には長い列ができていて、
増発便を出して対応していました。
Jackは「霊園」系統のバスだったので、すぐに乗ることができました。
休日の高尾・陣馬は避けよう!!と心に誓いました。
 
さて、関場峠から堂所山までの道ですが、本日中の最後の登り!といった感じでした。
約30分ほどで堂所山に到着。12:45
先客が4名ほどいらっしゃいました。
 
2008年1月以来の堂所山です。
曇っていましたが、奥多摩方面の眺めはまあまあでしょうか。
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パンを食べながら休憩して、12:55に出発しました。
ここからは、まず景信・陣馬縦走路に出て、底沢峠というところから下山します。
 
縦走路に出ると、にぎやかです。
最近は、山ですれ違っても挨拶しないんですよね・・・
特に人気の山域に来る登山者ほど、そうした傾向が強いように思えます。
登り優先といった基本事項にもウトいようですし、
こちらが立ち止まって道を譲っても、何も言わずにすれ違う、といった感じです。
なんだか寂しいですね。
 
底沢峠には13:13に到着。
すぐに下山です。
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道は悪くないですが、急な箇所が多いです。
標高差500mくらいのところを、一気に下ります。
 
所々、木段の名残と思われる金属の突起が出ていて、
ちょっと危ないかも・・・と思いました。
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この下り道でコースタイムを大きくオーバーしました。
ガイドブックでは底沢峠から美女谷温泉まで35分のところを45分、
美女谷温泉から底沢バス停まで20分のところを15分、
といった感じでした。
そんなにゆっくり歩いたつもりはなかったのですが、疲れていたのでしょうか?
 
登山口は美女谷温泉の裏口のようなところにあります。
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ここ以降は舗装された道です。
底沢バス停まで15分、そこからバスには乗らず、
甲州街道を約2㎞を歩いて「相模湖」駅に向かいます。
駅には14:40に到着。14:43の「高尾」行きの列車に乗ることができました。