北高尾山稜 2

富士見台以降、いくつかの大きなピークを踏みながら(そのように想像していた)、
高尾陣場縦走路にある「堂所山」(どうどころやま)を目指すのだと思っていました。
 
富士見台の標高が556mで、堂所山が731mなので、それほど標高差はないのですが、
アップダウンが多いので、累積標高差はかなりあったと思います。
 
富士見台-堂所山の間で、使用したガイドブックには、
狐塚峠、杉ノ丸、大嵐山、関場峠といった名前が見えました。
峠とピークをつないで歩くのだと思われました。
大まかなコースタイムは、富士見台-杉ノ丸が1時間、
杉ノ丸-堂所山が1時間30分、となっていました。
 
最近では、ほぼコースタイム通りに(ちょっと早めに)歩けるようになったJackですが、
今回は、ちょっと多めの時間が必要でした。
 
なにやら言いわけがましいですが、アップダウンの連続。
富士見台-堂所間の3時間、ず~っと登って・下って、です。
「名もないピーク」をいくつ通り過ぎたことやら・・・
 
おまけに「名のあるピーク」も似たような雰囲気で、変わり映えしません。
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杉ノ丸
 
イメージ 2
クロドッケ
 
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大嵐山
 
ほとんど“通り道”のようなピークで、
いかにも「ピーク」みたいな場所があれば、気分転換にもなったと思うのですが、
標識が立っているから「ピーク」という感じです。
ずっと同じような道を歩いていて、気分が変わるどころではありませんでした。
 
ついでに、ピークや峠でなくても頻繁に標識があります。
ずっと樹林の中の道で、展望が開ける所もわずかで、
最後は飽き飽きしながら歩いていました。
 
ちょうど紅葉の時期だったので、色づいている木もありましたが、
やはり東京の山なので、植林による針葉樹が多く、
「紅葉の中を歩く」というわけにはいきませんでした。
 
イメージ 4
これは、ちょっとキレイめで撮れていますかねぇ??
 
富士見台(9:38) → 狐塚峠(10:35) → 杉ノ丸(11:00/11:10) → 関場峠(12:12)
 
ちょっと遅れ気味で関場峠に到着。
イメージ 5
 
堂所山まで、あと少しです。