城山―紅葉台

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城山にも売店とベンチがありましたが、営業は休日だけなのでしょう。
売店のカウンターにはビールの空きビンが並んでいますが、店員がいる気配はありません。

ここ、城山からは富士山がよく見えるはずですが、モヤがかかったようで輪郭がつかめません。(写真一枚目)
やはり景色は午前中なのでしょうか??
かなり前に読んだ、ある風景写真家さんのエッセイによれば、撮影は早朝から午前中が勝負ということでしたが、午後に気温が上がるとダメなんですかねぇ?

しかしこの辺りは日当たりも良く、風もなく・・・ここでお弁当にすれば良かったですよ!
前に来た時は人がいっぱいいるイメージで、落ち着けない場所と思いこんでしまいました。
平日ならここで景色を見ながら休憩するのもOKですね。

5分ほどの休憩で、14時15分にはスタート。
高尾山までの尾根道はほとんど平!
というか城山は標高670m、高尾山は599mですので、どちらかと言えばずっとダラダラとした下り道。
コースタイムでは約50分ほどで高尾山山頂に到着するはずです。

春にはサクラが素敵だろうなぁ!!と思われる道をドンドン行きます。
途中、一か所だけ霜柱が溶けてぬかるんだ場所がありました。
仕方がありません、グチャグチャ歩きます。
靴底にべったりで重い!!
厚底ブーツの流行りは、とーの昔に終わったというのに・・・

城山から20分ほどのところに一丁平という広場のような所があります。
ここで靴底の泥をどーにかすることにしました。
この広場でトイレ休憩もできます。
高尾山山域のすごいところは、山の上なのにトイレが「水洗」という所です。
ミシュラン・三ツ星観光地の為せる技でしょうか??

さらに前進すると「紅葉台」という見晴らしの良い場所にたどり着きます。
この紅葉台の手前で、またまた丸太の階段を上らなくてはなりません。
それも結構長いのです。(写真二枚目)
人気がある山は、このような形で整備しないと山道が荒れるので、しょーがないとは思いますが。

丸太階段の嫌なところは、「自分のペースで歩けない」という所です。
階段の幅や高さに合わせて歩を進める必要があるので疲れるのです。
そして丸太階段の一段ごとの幅は広い。
一段目に右足を踏み出して、二段目は左足・・・とはいかない。
一段目に右足、そして次の段に左足はとどかず、同じ段に左足も置いて、次の段にもまた右足を踏み出す・・・
この繰り返しで、いつも同じ足で踏み切らなくてはならないので疲れるのです。
もちろん途中で意識的に踏切足は交替しますけどね・・・
まあ、Jackの足が短いのがいけないのでしょうよ!!

しかしこの紅葉台手前の丸太階段は、上部付近で素敵な工夫がされていました。
階段二段ごとに幅の広い段を設けているのです。
普通の幅の階段を二段上ると、その二段目が幅広。
つまり①段目右足→②段目左足・同②段目に右足→③段目左足→④段目右足・同④段目に左足・・・
となっていて、これだと意識しなくても踏切足を交替することができてありがたいわけです!!
さすが、三ツ星観光地!観光客への優しさは、登山者への優しさでもあるわけです。
(まあ、ミシュランは「水洗トイレ」は評価しても、工夫された丸太階段なんぞには注意は払わなかったでしょうけどね)

そんなこんなで、やっとこさで「紅葉台」到着!!
15時10分でした。