景信山山頂-小仏バス停

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グチャグチャの道が終わって、またまた、雪が出現。
ちょっと氷気味・・・
極最近ついた6本爪のアイゼンの跡があります。
装着すべきかしら・・・?
と迷っているうちに尻もちをつきました。
ハイハイ、、、ちゃんと付けますからねぇ・・

とは言え、この雪は山道が樹林に入った途端に消えました。
ほんのちょっとの標高の差で雪があったり、なかったりで、状況はわずかな気温の差なんぞで決定されるんですねぇ。
人間には感知できない微妙な差なんでしょう。自然現象というのは驚きですね。
人間の自然に関するレーダー機能が退化した結果というだけかしら?

景信山からの下山はほとんどが樹林の中!
景信山の名称の由来には多々あるようです。
http://home.r01.itscom.net/yukkuri/yamayuki/kagenobu071007/kagenobu071007.htmlによれば、
八王子城主の横地景信が豊臣秀吉に追われて、この山で討ち死にしたから、とか、
小仏峠に北条氏家臣横地景信が警備する富士見関があったから、とか、
北条氏家臣桜町中納言景信が武田氏に備えるためのと遠見場を設けたから、とか・・・

遠見場に関しては、こんな樹木が多くて機能したのかしら?と感じましたが、
よく見れば、この樹林は植林によるもの!
5~600年前はこの辺りは、全く違った風景だったかもしれません。どんな様子だったんですかね?

小仏までの道は時節柄少々滑りやすく、またちょっとばかり急だったように思えます。(写真一枚目)
登山口に近づくにつれて、中央自動車道からの車の音が聞こえてきて、
14時53分に景信山登山口に到着。(写真二枚目)

ここからバス停までは極最近、年末に高尾山に来た時に通っているので、迷う心配はなしです。
ちょっと早足でバス停に向かいます。

前方に女性の登山者が歩いているのが見えます。
右手になにやら小さな「機械」をお持ちです。
あれは携帯ではなく・・・GPSのようですねぇ・・・

近づくとJackの存在に気付かれて、というか、Jackの泥だらけの靴に気付かれて、
「まあ、しょうがないことだけどドロドロねぇ」とおっしゃいましたが、ご自信の靴はキレイです。
「高尾山の方に行かれたんですか?」と訊いてみました。
高尾山口から城山方面を歩かれたとのことでしたが、靴の状況から察するに、高尾山方面の山道状況は良好のようです。
Jackが「陣馬高原下の方から歩いたんですけど、今日は雪か泥かのどっちかで、まいってしまいました」と言うと、
「陣馬高原下??じゃあ、一時間くらい車が通る道を歩いたのね?」とおっしゃいます。
「いえ、バス停から20分くらい歩くと山道に入れる「新ハイキングコース」というのがあって、その道を歩いたんで、和田峠まで行ってないんですよ」とJackが答えると、
「そんな道ができたのぉ・・・それは行ってみたいはねぇ」ということでした。

今回登りで歩いたコースの知名度は、まだそれほどでもないようです。
人気の山なので、あっという間に知れ渡って、整備も進むのかもしれませんねぇ。

それはちょっと残念だなぁ、と思っているうちにバス停に到着。
15時3分でした。
15時10分発のバスになんとか間に合いました。