小仏峠―城山

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林の中の展望のない道を歩くこと32分。
13時27分に小仏峠に到着です。

幕末の頃、新撰組近藤勇は山梨方面に出兵するが、土方歳三は一人、援軍を求めて江戸城勝海舟のもとへ向かう!
その時、この小仏峠を駆け抜けたらしい。
「ふーん、そういえば今夜は某公共放送で『土方歳三最期の一日』の再放送があったよなぁ」
などと思いながら、「でも司馬遼太郎の『燃えよ剣』では、勝海舟に迷惑そうな顔されるんだよねぇ」
むなしい待遇の待つ江戸に向かって急いだ道ですかぁ・・・
今は廃墟となった茶屋の跡がありますよ。(写真一枚目)

ここでJackは一休みして、持ってきたおにぎりを食べることにしました。
茶屋は潰れていますが、竹製のベンチは真新しい感じです。

しかし、ここは風の通り道なのでしょうか?
みょーに寒い!!
持ってきたニット帽やら膝かけやらで武装して、大急ぎの昼食。
20分くらいの休憩で、とっとと出発することにしました。13時46分スタート!

少し急な坂を登ります。
すぐに別の茶屋が出現。これは閉まっているだけで、廃墟ではないのかな??
まあ、先を急ぎましょう。

道は少しなだらかになって、歩きやすくなります。
後ろから年配の女性二人が、大きな声で話しながらやって来ます。
Jackを追い抜くでもなく、距離を縮めてくるでもなく。歩くペースは同じかな?

すぐに道標が出現(写真二枚目)。ぴったり14時。
まっすぐ行くと「城山・高尾山」、左に行くと「一丁平・高尾山」

道標を写していると、女性二人が追い付いてきて、
「どーする?城山行く?」
「いーかなぁ・・・この前来たばっかりだし・・・」
「じゃあ、巻いちゃおうかねぇ」
と言いながら左へ進みます。
左に行くと、城山山頂を通らないで、高尾山方面に行けるというわけです。
しかし、しょっちゅう来ている人が結構いるようですね。

Jackは城山山頂を経由して高尾山に行く予定なので、ここは直進。
好きではないけど、こういう観光地的な山ではやむを得ない設備・「丸太の階段」を登ります。
あっという間、14時10分に城山山頂に到着しました。