金峰山 3

金峰山山頂(2599m)から瑞牆山荘(1510m)まで、いっきに下ります。
登っている時間より、下っている時間が長いので母連れで来たのですが・・・
失敗でした。
大弛峠に戻るのであれば、良かったのだと思いますが、
バスなどの運行がないので、縦走する計画にしました。
 
しかし、下山に使った道は85%が岩だらけの道でした。
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急坂の上に、大ぶりの岩なので、背の低い母にはかなり辛い下りとなりました。
とにかく、ゆっくり下りてもらいました。
 
稜線上の道を大日岩まで下ります。
途中、「砂払いの頭」という名前のついた、小さなピークのあたりから、
シラビソの林となります。12:00
 
樹林帯に入っても岩道であることは変わらず・・・
コースタイム1時間30分の道を、2時間15分かけて大日岩に到着しました。13:00
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本当に大きな岩でした。
 
少し休憩して、歩き続けます。
途中、びしょ濡れのロープをたどりながら、滑る岩の上を通過し、
20分の道を35分かけて、大日小屋までいたりました。13:47
 
ここには幕営場がありました。
小屋は無人小屋(非難小屋)です。
次の目的地の富士見平小屋までは45分の道のりですが、
1時間かかって到着。14:45
 
当初、この富士見平小屋に泊まって、
翌日、瑞牆山に登ることを予定していました。
しかし、ネット上での情報では、ここも無人小屋ということで、
仕方なく、瑞牆山荘に泊まるよう計画を変更しました。
 
しかし・・・この日の行程がかなり長引く結果になり、
母の疲労が心配になったので、
翌日の瑞牆山登山は諦めて、次の機会にすることにしました。
 
富士見平小屋から瑞牆山荘に下っている時、
疲労も十分たまった頃に・・・「ハードル木段」が登場!!
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母いわく、「もうトレーニングは十分だわぁ」
 
樹林の間から瑞牆山が見えるようになり、
道も平らになった頃、瑞牆山荘に到着しました。15:38
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翌日の登山は見送ることにしましたが、
予約をしていたので、泊まりました。
 
下山しきった時、母の足の親指の爪は瀕死の状態でした。
山荘の御主人の話しでは、靴が足にあっていないのではないか?? ということでした。
母の爪が少し上向きであることも原因のようですが、
靴のつま先の空間が足にあっていないと、爪を傷めやすいとのことでした。
 
色々な理由から二日連続の登山は無理でした。
翌日、JRの中央本線の各停を乗り継いで、東京にもどりました。