ガレ場を下り、樹林の中の道が続きます。
途中、「鉄山」というピークがありますが、ここは山頂を通らず、
北側を巻いて進みます。
少しずつ高度を上げ、森林限界になります。
稜線に出た時は、まだガスに覆われいました。
頂上付近は岩地帯です。
金峰山・・・石稜の山だったんですね。
ゆっくりと岩の上を進んでいくと、段々と霧も晴れてきました。
10：17に頂上到着。（2599m） ぴったりコースタイム通りです。
青空が出て、金峰山のシンボル：五丈石がはっきり見えました。
実物を見るまでは、てっぺんまで登ろうと思っていましたが、
あまりに大きく、完全に臆しました。
ここは「360度の大展望」が期待できますが、
この日は下界は雲海の下に隠れていました。
富士山だけは頭を見せていました。
ここで、おにぎりをもう一つ食べて、10：44に出発しました。
来た道を戻るのではなく、頂上を通過して進みます。
この先は大日岩を経由して、瑞牆山荘前まで行きます。
これから歩く稜線は、なんだかアルペンちっくです。
アルプスじゃないけど、こんな山容の山もあるんですね。
