金峰山 1

まだ夏山シーズンは終わりきっていない・・・と思い、
ちょっと標高高めの山に行くことにしました。
ガイドブックで、歩行時間が5時間20分だったので、
母の体力からすると「ギリギリかなぁ??」と思いながら、
母連れで、奥秩父の盟主と言われる「金峰山」に行ってきました。
 
登山口がある「大弛峠」までのアクセス条件が悪い山で、
山梨県の「塩山」駅からタクシーで40分以上かかります。(バスは通行しておらず)
今回は長野方面に車で出かける父に寄り道をしてもらい、
登山口まで送りとどけていただきました。
 
9月9日(金)、東京の自宅を朝4:00に出発し、大弛峠には7:00に到着しました。
登り始める段階で標高2360mあります。
金峰山は2599mなので、アップダウンはあるものの、標高差は239m。
大したことはないと思っていました。
 
7:13に出発しました。
今回は「山頂で富士山を見る」をテーマにやってきたのですが、
あたりは完全にガス・ガス・ガス・・・
山頂からは何も見えないかもしれません。
不安を感じながら歩き始めました。
 
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ゴツゴツした登山道です。
周囲は落葉樹の林で、奥多摩や奥武蔵のような針葉樹が植えられた林とは趣が違います。
あまり人の手が入っていないのか、苔むした景色が見られました。
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雨は降っていなかったのですが、木の上にたまった水が風ととも降ってきます。
時間が経つにつれて気温が上がったせいなのか、
霧が雨のようになって舞っているように見えました。(雨だったのかしら??)
 
母のペースに合わせてゆっくり歩きです。
朝日峠までコースタイム30分のところを、40分で歩きました。7:52着。
最初のピークの朝日岳まで、あと30分ほどの道のりですが、
到着にはもう少しかかりそうです。
 
勾配がきつくなってきたところに、突然現れた石稜の斜面。
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見た目よりも危険な場所ではないのですが、
下る場合は注意が必要ですね。
「険しい」と感じたのはこの岩場だけで、あとは岩が目立ちつつも、
普通の登山道だったと思います。
 
朝日岳には8:40に到着。(標高2579m)
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木のベンチがあったので、「おにぎり休憩」としました。
晴れていたら、素晴らしい展望があったのだと思いますが、
下界は「真っ白」でした。
 
「水分が舞っている」ような状態だったので、ザックカバーだけ装着しました。
次の目標は金峰山です。
ここから一旦、2460mまで下ります。
8:52に出発しました。