岩殿山 その1

2018年10月31日(水) 山梨県大月市岩殿山(634m)に行ってきました。

イメージ 1

中央本線沿線の山は、Jackの家からはちょっと遠いので、行くとなるとちょっとした旅行です。
それでもわざわさ出かけるのは、綺麗な富士山を見るためですね。

岩殿山大月市の秀麗富嶽十二景にもなっているので、「富士見」については問題ないと思われます。
ガイドブックを見ると、「鎖場」と「稚児落とし」と呼ばれる絶壁が強調され、
山自体の面白さはどうなのかしら?? と思ってしまいます。
まあ、大月駅から簡単にアクセスできることだし・・・適当に期待して出かけました。

大月駅を8:20に出発。岩殿山は駅のホームからも見えます。

イメージ 2

15分ほど歩いて、「岩殿城址入口」に到着。8:35
ここが登山口みたいなものです。

ここは戦国時代の国衆小山田氏の居城の城址とのことです。
武田勝頼を裏切り、それを織田信長に不忠者と評価されて滅亡・・・運が悪かったのね。






登り始めから、綺麗な富士山を見ることができます。

イメージ 3

が、この山の難点は、
最初は舗装された階段が連続することです。










イメージ 4

30分ほど登ると、筑坂峠方面への分岐が現れますが、9:10
ここは直進して、岩殿山山頂へ。









イメージ 6

大岩の門を通過して、山頂に到着。9:15
当然ですが、富士山絶景!! 晴れてて良かった。

イメージ 5








城址の学問上の重要性を綴った看板を読みつつ、











イメージ 7

眼下には大月市街が見渡せます。












さて、頂上に立ったし、富士山も見たので、
本日の山行は、これにて終了・・・ではなくて、まだ続きます。9:20

先ほどの筑坂峠方面への分岐まで戻り、未知の世界へと進みます。
分岐から筑坂峠までは、下り一辺倒でした。
部分的に急な箇所もありましたが、危険は感じられませんでした。

イメージ 8

筑坂峠には 9:37 に到着。
何もない、狭い峠でしたが、「クマ出没」の看板があり、
早速、「熊鈴」を装着しました。(久しぶりの熊鈴)









この山は低山ながらも、二か所の鎖が張られた岩場があって、
5m程度なのですが、下からは「垂直」にも見えて、
これが、登山レベル「中級者向き」に認定されている理由かと思われます。(迂回路もあります)

イメージ 9

途中、短い「ロープ場」があり、
「これが『噂の?』」と思ってしまいましたが、
本番は、ここではありませんでした。










なるほど! 本物の鎖場に到着。9:50
滑りやすい岩に、二段に鎖&ロープが張られてました。
イメージ 10

大丈夫!! 鎖を使えば登れます。通過するのに2分程かかりました。
いざ、二つ目の鎖場に直進!