中央本線沿線の山は、Jackの家からはちょっと遠いので、行くとなるとちょっとした旅行です。
それでもわざわさ出かけるのは、綺麗な富士山を見るためですね。
ガイドブックを見ると、「鎖場」と「稚児落とし」と呼ばれる絶壁が強調され、
山自体の面白さはどうなのかしら?? と思ってしまいます。
まあ、大月駅から簡単にアクセスできることだし・・・適当に期待して出かけました。
15分ほど歩いて、「岩殿城址入口」に到着。8:35
ここが登山口みたいなものです。
ここは戦国時代の国衆小山田氏の居城の城址とのことです。
登り始めから、綺麗な富士山を見ることができます。
が、この山の難点は、
最初は舗装された階段が連続することです。
30分ほど登ると、筑坂峠方面への分岐が現れますが、9:10
ここは直進して、岩殿山山頂へ。
大岩の門を通過して、山頂に到着。9:15
当然ですが、富士山絶景!! 晴れてて良かった。
城址の学問上の重要性を綴った看板を読みつつ、
眼下には大月市街が見渡せます。
さて、頂上に立ったし、富士山も見たので、
本日の山行は、これにて終了・・・ではなくて、まだ続きます。9:20
先ほどの筑坂峠方面への分岐まで戻り、未知の世界へと進みます。
分岐から筑坂峠までは、下り一辺倒でした。
部分的に急な箇所もありましたが、危険は感じられませんでした。
筑坂峠には 9:37 に到着。
何もない、狭い峠でしたが、「クマ出没」の看板があり、
早速、「熊鈴」を装着しました。(久しぶりの熊鈴)
この山は低山ながらも、二か所の鎖が張られた岩場があって、
5m程度なのですが、下からは「垂直」にも見えて、
これが、登山レベル「中級者向き」に認定されている理由かと思われます。(迂回路もあります)
途中、短い「ロープ場」があり、
「これが『噂の?』」と思ってしまいましたが、
本番は、ここではありませんでした。
なるほど! 本物の鎖場に到着。9:50
滑りやすい岩に、二段に鎖&ロープが張られてました。
大丈夫!! 鎖を使えば登れます。通過するのに2分程かかりました。
いざ、二つ目の鎖場に直進!