さて、第2の鎖場を目指して・・・などと書きましたが、
二つ目の鎖場は2018年6月24日より通行止めとなっており、
迂回路である林間コースを歩くよう、注意がなされていました。
そんなわけで、行く前から「鎖場は不可」と心得ておりました。
ロープで通せんぼしてあり、進めません。
右折して林間コースへ!
この林間コースがすごすぎる。
急斜面を10mくらい、ロープで下ります。
本当に迂回路か??
この迂回路を抜けると、(10:05)
岩壁沿いを歩く、細い道となるのですが、
岩壁とは思えませんね。
穏やかな良い道。
鎖場や岩壁が強調される山ですが、変化に富むコースで、行程全体を見て、良い山だと思いました。
アップダウンもあって、歩き甲斐があります。
歩みを進めると「天神山」の表示が。10:20
山頂っぽくないですね。
山頂は展望が開けませんが、10mほど進んだ所に祠があり、そこからの富士山が絶景です。
コース中で、一番良かったかも。
どんぐり「だらけ」の緩やかな道を進むと、
突如、現れる大岩壁。
これが噂の「稚児落とし」
岩壁の上に立てるようなので、さらに進みます。
岩壁上からの眺めは素晴らしいですが、
柵や塀があるわけではないので、“滑落 大注意”ですね。
「稚児落とし」の名は、戦国時代に武田勢に追い詰められた、ある武将が、
妻子をここから突き落としたことから付いたようです。
ここで10分間の「バナナ休憩」 10:43~10:54
この後は、林の中を大月駅まで、ひたすら下るだけなのですが、
この道が、けっこう急です。ロープ続出です。
木の根も多くて滑ります。慎重に、慎重に!
「稚児落とし」から30分ほどで、
登山口に到着。11:23
あとは舗装された道を下っていきます。
低山でしたが、「よく出来た」山でした。