青梅丘陵 3

今回、このコースを選んだ理由としては、ご無沙汰の山歩きだったことに加え、
「靴」に不安があったことがありました。
 
履きなれた靴ではありますが、足を入れるのも一年ぶりのご無沙汰です。
靴底を点検すると、小さな「ヒビ」が入っているようでした。
歩いている最中に「分解」してしまったら…
今回の山行には、もしもの時のために靴を縛る「紐」を持ち、
テーピングも多めに準備しました。
 
そして、このコース…エスケープ路が多いんです。
コースがほぼJR青梅線に沿っていて、歩いていると「二俣尾」「石神前」「日向和田」と、
各駅に向けて下山する道が頻出します。
靴が崩壊したら、すぐに下山するつもりでした。
 
幸いなことに靴は常態を維持して、最後まで歩き通すことができました。
とは言え、今夏、高い山に登ることになれば、新調の必要があるかもしれません。
 
さて、後半に入った山行ですが、
三方山から一時間弱のところにある「矢倉台」をめざしました。
 
あとは下るだけかと思っていましたが、そこそこアップダウンがありました。
が、歩きやすい道でした。
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気がつくと道幅が広くなっていて、林道のような雰囲気になりました。

日当たりの良いところに東屋が建っていて、ここが矢倉台のようです。(11:19)
ここは、辛垣城を建てた三田氏が見張り台として使っていた場所のようです。
ここで熊鈴を外して、15分ほど休憩しました。
天気が良くて、青梅市の眺望は最高でしたが、風が冷たくてまいりました。
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矢倉台から青梅駅までは一時間ほどです。
ここから先は、ほとんど下りで、
登山口までの間に、ベンチや東屋を備える休憩所が四つ出現します。
地元の人たちの散歩コースにもなっているようで、
たくさんの軽装の人とすれ違いました。
 
矢倉台を11:35に出発して、約30分。「枝間の富士」という表示がありました。
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表示の→に目線をあわせると、富士山の「頭」が見えるようですが、
この日は、空気の都合でしょうか、ぼんやりと見えるような、見えないような…
 
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早朝なら、よく見えるのかもしれませんね。
 
コース終点で、SLがある「青梅鉄道公園」の目の前に出ます。
ここを右折して道なりに進み、
青梅線の線路の上を渡ったら、最初の角を右折すると青梅駅前に到着です。(12:29)
 
ちょくちょく休憩していた割には、コースタイムよりも早く終了。
4時間15分ほどでした。
次は、もう少し負荷の強いコースにしようと思います。