笠山は大霧山から臨むと、きれいな三角をしています。
ところが実際は双耳峰で、西峰と東峰があります。
ガイドブックの書き方では、東峰(837m)の方が主峰のようなのですが、
西峰の頂上にも「837m」の標示がありました。
まずは西峰に到着。11:13
ガイドブックによれば、展望は望めない・・・ということでしたが、
東側は、なかなか良い眺めでした。
ここでは休憩せずに、すぐに東峰に移動。
わずか3分ほどで行くことができます。
東峰には小さな社がありました。
実は、この笠山は信仰の山です。
比企(ひき)地方で広く信仰されていたようです。
東峰で少し休憩しようと思い、おにぎりを取り出したのですが、
どうも食欲がなく・・・半分くらい食べて、とっとと出発することにしました。11:25
いったん西峰に戻って、堂平山に向かう道に進みます。
ここからの下り坂が急でした。
このコースは逆ルートをとると、ここで汗をかくことになります。
急坂はすぐに終わり、その先はのどかな雰囲気の道が続いていました。
里山歩きのようですね。
西峰から10分も下らないうちに林道に出て、
道の向こう側が堂平山への登山口となります。11:45
道が二股に分かれていて、左が旧ルート、右が新ルートとなります。
斜度はあまり変わらないようでしたが、道の状況が良いということで、
新ルートを進むことにしました。
20分くらい登ると、急に視界が開け、きれいな芝生が広がりました。
ここは景色もよく、奥秩父方面が見渡せました。
この芝生の広場の向こう側に、天文台があり、
大きな望遠鏡のドームが見えました。
近づくと「星と緑の創造センター」とありました。
(バス停近くの地図では、「東京天文台」とありました)
この天文台の横が、堂平山(876m)の頂上となります。12:15
日当たりのよい山頂です。
奥秩父方面も、東京方面も、よ~く見渡すことができました。