富士山(一合目~五合目) 2

「中の茶屋」~「馬返し」までは車で入れるので、
歩く人はほとんどいないのだそうです。
そもそも「馬返し」という名前からして、そこまでは馬で行けたのでしょうから、
歩く人がいないのも道理。
道は↓↓↓な感じです。
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中の茶屋が標高1100m、馬返しが1450mとなります。
コースタイムでは1時間20分だったのですが、1時間5分で歩いてしまいました。
とにかくハイペースなのです。
休憩はセオリー通りに30分に1回。
 
「馬返し」には11:42に到着。
ここには簡易トイレがあるので、添乗員からトイレを案内されたのですが、
ガイドの方からはトイレに並んでいない人にだけ、「ここで食事にしましょう」という声掛けがあり、
トイレに並んでいた人には「12:00出発」が伝えらただけでした。
よくわかっていなかった人の中には、お昼をちゃんと食べることができなかった人もいました。
 
ペースが早めなのは相変わらずで、遅れ気味の人が出ても調整せず。
そもそもガイドが後ろを振り返らないのです。
休憩は「馬返し」以降40分毎になり、休憩と登りを機械的に繰り返します。
 
一合目(1520m)は12:12に通過。
二合目(1700m)は12:46に通過。
二合目には神社やお墓のような石碑がありました。
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もちろん、こうした神社に関するちょっとした説明などは、ありません。
富士山は信仰の山ですし、一合目、二合目と数を重ねて歩くのが楽しいのですから、
ちょっと立ち止まって、「○合目で~す」みたいなことをしても良いと思ったのですが、
そんなこともありませんでした。
Jackも大急ぎで写真をとって、時間をメモするのが精いっぱい。
何の石碑が確かめる暇はありませんでした。
 
三合目(1840m)は13:06に通過。
四合目(2010m)の廃屋跡には、13:27に着きました。
ここで休憩したのですが、苦しそうに呼吸している人もいましたし、
疲れて、座り込んだまま放心状態の人もいました。
もちろん、問題ない人もいましたが、辛いと思っている人もかなりいたと思います。
 
座り込んでいた女性に、「ちょっと、ペースが速いですよね」と話しかけると、
声にならず、ただ、うなずくだけでした。
そんな状態なのに、歩き始めれば同じ調子なのです。
 
ゆっくりした人をガイドの後ろに配置して、ペースを緩めたりするのが普通かと思っていたのですが、
休憩ごとに「では、次は2班、3班、1班の順にします」と、最初に分けた班を入れ替えるだけでした。
 
四合五勺を13:57に通過。
この辺りから、段々と石がゴロゴロした道になりました。
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四合目のあたりから、足がつってしまった人が遅れ出し、
Jack母も、完全に自分のペースで歩き始めました。
Jackも後方の母を気にしつつ、仲良くなった女性としゃべりながら、
ペースを落とし気味で歩き始めました。
少しずつ、列が崩れ始めた感じがしました。
ただただ、登っているだけだったので、飽きてきたのだと思います。