大持山・小持山 1

3月の棒ノ折山カタクリの花を見損なったので、
再び「草木や花を愛でる」をテーマに、奥武蔵の大持山・小持山に行ってきました。
これらの山は、今年の予定に全く入っていませんでした。
完全に棒ノ折山の「身代わり」登山です。
 
5月9日(日)に出かけました。
この山は植林ではなく、自然林の美しい山で、
春にはアカヤシオミツバツツジ、サラサドウダンといったツツジ科の花が咲きます。
なんでも、大持山一帯は、日本百名山の一つである両神山と同じ岩質のチャートから成っていて、
植生がよく似ているのだそうです。
 
しかしツツジは・・・・5月9日では、もう遅いんじゃない?? そう突っ込まれそうです。
ええ、当然思いつきで計画しました。
今年の予定には入っていなかった山ですから。
 
そんなわけで大持山(上)と小持山(下) ↓↓↓
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小持山の写真の右側に、アカヤシオが写ってしまいました。
盛りは過ぎていましたが、なんとか観賞可能な程度には咲いていました。
 
西武池袋線「飯能」駅を7:40に出る「名郷」行きのバスに乗って1時間。
終点の「名郷」で下ります。
ここには昨年、有間山に登る時にやってきました。
本日、下山で使うコースの半分くらいは、
有間山に「登る時」に使ったのと同じ道となります。
 
名郷バス停は、大持山の他にも、「蕨山」「有間山」「武川岳」などへのコースの起点となります。
Jackと同じバスで来た9人の登山客が、ここで下車しました。
そのうち3人(Jack含め)が大持山に向かうようです。
 
大持山への道は、最初の1時間は舗装された林道を歩かなくてはいけません。
本日もガイドブックは『ヤマケイ アルペンガイド9 奥多摩・奥武蔵』(2000年)です。
奥武蔵の、この辺りの山を紹介しているガイドブックは少ないんですよねぇ。
 
8:42に「名郷」バス停を出発。
Jackよりも早く、2名の男性(いずれも単独行)が出発していかれました。
二人とも健脚で、結構早いペースです。
 
川沿いの林道歩きです。
退屈な道ですが、きれいな川の流れがちょっとした救いとなります。↓↓↓
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バス停から30分ほど歩いたでしょうか・・・
いきなり、「お~い、乗っていくかい??」と声をかけられました。
振り向くと、高年(中年より、ちょっとだけ上な感じ)の男性が、
ワゴン車の運転席にいらっしゃいました。助手席には連れの女性。
「この林道の終点まで行くよ! 大持山に行くんだろ? 乗っていくか?」とのこと。
「はい、有難いです!」と言って、ちゃっかり乗せてもらいました。
 
少し行くと、先に歩き始めた男性の一人が・・・
やっぱり「乗っていくかい?」と声をかけられ、同乗。
 
あと30分は歩くはずが、5分もたたずに登山口へ。
舗装道はあまり歩きたくなかったので、たいへん有難かったです。
すごくラッキーな気分。
元気にお礼を言ってしまいました。
乗せてくれた二人も、これから大持山に登るようでした。
 
10:00近くならないと、登山道にたどり着けない予定でしたが、
9:20に土の道に入ることができました。
橋を渡って山道へ! ↓↓↓
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今日の登山は、6時間以上の長丁場。
出だしからしてラッキー。
このまま良いこと続きだといいなぁ、、、などと思いながら歩き始めました。