武甲山 1

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6月28日(日)、梅雨が復活する前に山に行っておこうかと思い、
またまた秩父方面に出かけました。
今回の山は武甲山です。
この山は奥武蔵最高峰で(1295m)で、古くからの民間信仰の山です。
今年の登山テーマ「奥武蔵を満喫する」でも、「信仰の山に登る」でもよかったのですが、
今回は「奥武蔵・・・」で行くことにしました。
ガイドブックを読んでいたら、「奥武蔵らしさ」を強く感じたからです。

武甲山にはかつてはたくさんの参道が通じていたようですが、
現在は2本しかありません。
理由は・・・「開発しすぎ」です。
山麓には石灰処理工場が立ち並び、北側の斜面は削られすぎで見るも無残な姿です。(写真一枚目)
本当にこれで「奥武蔵の盟主」とよんでもいいのか??という感じです・・・が、
この鉱山の開発は、いかにも奥武蔵らしいと思えます。
色々な意味で奥武蔵を満喫したく思いました。

コースは西武秩父線の「横瀬」駅をスタート
横瀬 → 表参道1丁目 → 15丁目・登山道分岐 →肩の十字路 → 武甲山 → 肩の十字路 →
長者屋敷の頭 → 橋立 → 秩父鉄道浦山口」駅
です。

武甲山登山の欠点は、開発され過ぎで、
最初の1時間40分を舗装された道を歩かなくてはならないということです。
ガイドブックの中には「登山口までタクシーが便利」などと書かれたものもありますが、
今回、Jackがこの山を選んだ理由は、
「登りだけで4時間程度歩ける山」にしたので、舗装道路と言えど歩かなくてはいけません。
もっとも、タクシーなどという大名登山をする気もありませんでしたが。

これまで、武甲山が「有名なのに避けてきた」理由はこのあたりにあります。
舗装道の歩行時間が長い。
開発され過ぎて、姿に魅力がない。
まあ、今回はお手軽に、駅から駅の登山です。

横瀬駅には8:05に到着、登山者はJackを含めて3人。
5・60代の男性2人です。
すぐにタクシーに乗って去って行かれました。

Jackはトイレに行ってから出発。8:15
横瀬駅からも武甲山が見えますが、本日は曇りではっきりと形がわかりません。
南側からアスファルトの道を登りつめ、北側にある表参道1丁目を目指します。
歩き始めて10分ほどで工場が並ぶようになりました。
この後、当然人家もありましたが、林道に入るまで、「両脇に石灰処理工場」の状態でした。
しかしこの辺の側溝は真白ですよ。(写真二枚)
アスファルトの道もなんだか白っぽいし・・・

石灰を運ぶダンプカーが行きかい、
その間にタクシーも行きます。
お客は登山者のようです。
この工場地帯を歩く人はいないんでしょうね・・・

林道の入り口に着いたのが9:25。
まだまだ舗装道が続きます。
タクシーだけではなく、普通車も登っていきます。
この山はマイカー登山の山のようです。

表参道1丁目の鳥居に到着したのは9:50。(写真三枚目)
駐車場があって、すでに20台くらいとまっています。
ベンチがあったので、ちょっと休憩。
パンをかじります。
周囲の皆様はこれから「歩きは始め」ですが、
Jackは1時間35分歩いてきましたので、エネルギー補給が必要です。

さらにタクシーが到着して、お若いカップルが下りました。
駐車場に若いお二人が3組いました。
共通点は・・・みなさん長いおズボンではなく、スパッツに短パンです。
装備も格好いいです。
中高年のご夫婦は・・・一流メーカーですが、長いおズボンにダブルストックですね。
あっ、お若いお二人もダブルストックしてました。

休憩終了で、Jackも出発。
9:55でした。