有間山 5

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Jackがランチタイムの間に、先にいらしていた男性は出発して行かれました。
タタラの頭よりもさらに南西に進まれるようです。
ここら南方向に進むと「日向沢ノ峰」というところを経由して、
奥多摩の「川苔山」や、「川井」駅に抜けることができます。
しかしとても長いコースで、名郷を出発してから10時間くらい歩かなくてはいけないでしょう。
健脚なんだなぁ、、、と感心しきり。
Jackのほうと言えば、ここから引き返そうとしています。

しかしこのタタラの頭は展望がないですね。
参考にしたガイドブックでは、
「タタラの頭」も先ほど通過した「橋小屋ノ頭」も展望が楽しめる!とあったのですが、
どうもそれは秋や冬の話のようです。

それはそうと下山にあたり、タタラの頭から名郷のバス停までは約2時間30分。
今から頑張って下りれば、3時21分のバスに間に合うかもしれないということが判明しました。
そんなら、すぐに出発しよう!と、12:35に出発!
「橋小屋ノ頭」まで戻る途中で男性と一人すれ違いました。
この男性も「タタラの頭」こ越えて、先に進まれるようです。
お気をつけて!

「橋小屋ノ頭」までは15分で戻ってしまいました。
もちろん帰りはおとなしく巻き道を使用しました。
ここで5分ほど休憩してから出発、ひとまず逆川乗越をめざします。
下りはじめからいきなりの急坂!!
梅雨入りしてから雨降りの日も多かったので、少々道は柔らかく、
気をつけないと転ぶかも。

逆川乗越には13:20着(写真一枚目)
広場のようです。
ここまで林道をつかって車で来れるようです。
車が一台とまっていました。
まあ、ここから有間山までなら楽に登れそうですね。

この広場を直進して名郷分岐を目指しますが、
しばらくは、広くゆるやかなアップダウンの道が続きます。(写真二枚目)
分岐には13:40に到着。(写真三枚目)
国土地理院の地図ではここが「蕨山」となっているのですが、
蕨山は双耳峰で、一般にはもう一つの(低い方の)ピークを山頂にしています。
蕨山山頂には10分ほどで至ることができるのですが、
ここはバスの時間とにらめっこだったので、山頂の次の機会に持ち越し!

さてさて、ここからの道が今回の山行のクライマックス。
岩が露出する急坂です。
一時間近く厳しい勾配の道が続くの、かなりキツイ下山です。
とにかく、怪我をしないように集中して!

ここは下るのも辛いですが、登るとなったら相当堪えると思います。
蕨山に登る時は、通常はこの道を使うようです。
いずれ蕨山山頂を目指すこともあると思いますが、
その時は覚悟してから来るとしましょう。

14:30に「名郷まで1.8㎞」という標識のところまで来ました。
ここから先は植林の中の道。
斜度もそれほど急ではないので、一安心。
と、思っていたのですが、沢が近づくにつれて、
滑る小岩がところどころに出現して、ちょっと危ないかも。
Jackは一回、足を滑らせました。
転ぶところまではいきませんでしたが、要注意。

最後に林道に出たのは14:55でした。
ガイドブックにここからバス停まで20分となっていましたが、
ゆるい下り道で、約10分で朝方に使用したトイレの前にたどり着きました。
またまたキレイなトイレを使用させていただきました。
バスは10分ほど待ってやってきました。
とりあえず怪我もなく、バスにも間に合って、上手く締めくくれました。