有間山 2

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

大場戸橋を渡って30分後、いきなり大きな工場(らしき)ものが見えてきました。(写真一枚目)
これは石灰石処理工場です。
登山口はこの工場の敷地内にあります。
工場の建物の間を通り抜ける感じで山道に入っていきます。9:25

登山道の脇に一本レールの軌道のようなものが走っていました。
最初、このレールは石灰工場の施設だと思っていました。
が、妙に錆びついています。
使われなくなって随分経つようです。

出発前にこの辺りのことを調べたのを思いだしました。
かつてここにはタタラ場のある集落があったとのことです。
このレールはタタラ場の名残でしょうか?
しばらく行くと廃村の跡がありました。(写真二枚目)
タタラ場・・・やはりこの辺りは朝鮮半島からの渡来人の里だったんですねぇ。

「今日の行程は長いから・・・」とは思いましたが、
かえって焦らず行こう!と思い、あえて急がず進みました。
するとダブルストックの男性(中年?高年?)が追いついて来て、抜かしていきました。
同じバスで来た人ではなさそうだし・・・
地元の方でしょうかね??

樹林の中の道、
涸れた沢を何度か渡って、高度を上げていくと、
勾配も急になります。
いくつめだったか、沢を渡る時にまた一人、中年(高年?)の男性に抜かされました。
もっともこの方とは登るペースがあまり変わらず、
一定の距離を置いて、Jackが追尾している感じになりました。

道は段々と急になっていきます。(写真三枚目)
大きな岩があるわけではないので、歩きやすい道です。

石灰石処理工場から約1時間、10:20に鳥首峠に到着。
先ほど抜いて行ったダブルストックの男性がいて、
「お疲れ様!いい風ですよ。まあ、そこに座ってください」
と小さな祠の前の石をすすめてくださいました。
そしてご本人は
「それではお先に!」と言って、有間山方面に進んでいかれました。

ここで稜線に出たわけで、確かに良い風が上がってきます。
石の上に座って一休み。
家を出てから5時間近くたっていたので、そろそろエネルギー切れのようです。
持参したパンを食しました。

ここからは稜線を南に向かいます。
順調に行けば1時間ほどで有間山の山域に入れそうです。
10分ほどの休憩で出発。
10:30でした。