三浦アルプス 3

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階段を上りっ切ってから10分くらい歩いたでしょうか、
立札の道標がありました。(写真一枚目)
「葉山小バス停」とか「クリーンセンター」「葉山小方面」とあるのですが、
どっちに行っても「葉山小学校」の方に下山してしまうようです。
ひとまず、本道と思われる道を進みました。

持ってきた地図を見ると、
「分岐わかりづらい、戻るように左上に登る」とあります。
しかしこの辺りに左に行く道などありません。

道標から100mほど進んだところに、
左に行く「道のようなもの」がありました。
写真二枚目は歩いてきた道を振り返って写したものです。
この写真でいうところの右側が、道のようにも見えるのですが、
踏み跡も怪しく、単なる藪のようでもありました。

こんな低山のハイキングコースで、よもや藪こぎするとは夢にも思わず、
ともかく、左に曲がる道に気をつけながら行こう! と決め、
「本道と思われる道」を進みました。
しかし左に行く道は、なかなか現れません。

20分ほど歩いたでしょうか、分岐にやってきました。(写真三枚目)
最初はここを左に進みました。
しかしすぐに舗装された道に出てしまって、
逆方向から軽装の犬を連れた男性が登ってきます。

先ほどの分岐を右に行くのが正しかったのか・・・と思い、
すぐに来た道を戻りました。
分岐まで戻り、右に進みました。

しかし今度こそ藪こぎ・・・とまで言ってしまうと大袈裟ですが、
完全に踏み跡なき道を進むことになりました。
かなりの勾配の急な坂を下り(踏み固められた形跡はなく、通常は人が通らない道です)
あっという間に下界へと出てしまいました。
丁度そこは葉山町役場の前でした。

すでに戻る気も失せ、リタイヤして、いずれリベンジすることに決めました。
歩き始めて、ぴったり2時間経過したところでした。9:40

どうも写真二枚目の場所を、藪の方に進むのが正しかったようです。
このハイキングコースは、あまり人が歩かないようですね。
踏み跡もなく、道標もなく、地図も怪しいので、
かなり勘を頼りにしなくてはならないようです。

今度は逆方向から歩こうかしら???
などと思いながら帰宅して、三浦半島の地形図を見てみました。
衛星の情報を反映した地図ですが、それらしき道は示されていませんでした。

今回はしっかりアルプスで道に迷いました。
もう少し入念な計画というか、下調べが必要だったようです。
低山のハイキングコースですが、人気の山域でない場合、
軽い気持ちで出かけると、遭難しないまでも、
計画を全うできないこともある、ということを勉強させていただきました。