建築・ペーチ市の建物 その1

イメージ 1

イメージ 2

ハンガリー南部の都市・ペーチ(Pécs)!
ハンガリー・タイルが生まれた街と言ってよいでしょう。
ここはジョルナイ・セラミックの本場です。

市街の雰囲気も独特です。
ネオロマネスク様式やネオバロック様式の建物の間にアールヌーヴォーや16世紀のモスクが混在し、
小さな街なので、それらが凝縮して感じられます。
2月にこの街に同行いただいた日本人の知り合いは、
「同じハンガリーなのに、ブダペストと雰囲気がちがいますねぇ」とおっしゃっていました。

ハンガリーを代表する建築家:レヒネル・エデン(Lechner Ödön)の作品を二つ紹介します。
写真一枚目は街の中心にあるセーチェニ広場に位置する「バラーニャ県庁舎」!
ペーチ市はハンガリーの行政区分で「バラーニャ県」の県庁所在地です。
屋根はもちろん、最上階の窓の脇にあるタイルなど、すべてジョルナイ・セラミックです。

写真二枚目は「国立劇場」。
ネオバロック様式の建物で、曲線の使い方がレヒネルらしいデザインです。
当然ジョルナイ製のタイルが大量に贅沢に使用されています。