蓼科山 その7

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笑える話なのですが・・・
「天狗の露地」から「将軍平」まで、35分かかって登りました。
下りは「将軍平」から「天狗の露地」まで35分かかりました。
「なんでやねん??」という感じです。

無論、ご老体二人がヨタヨタ下りたからです。
特に父が下るのに時間がかかりました。
しょっちゅう足(特に「もも」)が攣って立ち止まります。
Jackは父が歩き出すまで、後方に止まって待ちます。
父は「先に行ってください」と言うのですが、
Jackが先に下りて、父が転んで怪我でもしたら、また登ってこなくてはいけません。
それは御免です。

母は慎重にゆっくり歩いていますが、立ち止まることなく進みます。
とりあえず母に先に行ってもらうことにしました。

ひとまず「天狗の露地」で待っていた母と合流。11:30でした。
行きに立ち寄らなかったので、少し景色を眺めていきました。(写真一枚目)
ここからは「女神湖」がよく見えました。
下手に座って休憩すると、余計に足が攣ったりする場合もあります。
父には腰を下ろすのを控えていただき、写真だけ撮って、さっさと出発しました。11:35

出発してすぐ、登り疲れて休んでいる50代のご夫婦に会いました。
案の定、「親子で登山なんて、いいですね」と言われました。
父が「久し振りなもんだから、もうバテバテですよ。情けない」などと答えています。
Jackを指して「この子はさっさと下りたいのだろうけど、もうフラフラで・・待ってもらってます」と。
Jackが「先に行きたいんですけど、後ろから見てるとヨロヨロしてて、怪我でもされたら困るから行くに行けないんですよ」と話したら、
奥さんのほうに「面倒見てあげてくださいよ」とお願いされました。

その後、二組のツアー登山の方々とすれ違いました。
どちらも30人くらいの団体さんです。
最初にすれ違った団体さんは、皆様、結構有名な旅行会社のバッジをつけてました。
あとからすれ違った御一行は何もつけていなかったのでよくわかりませんが、
山岳会の山行という感じではなかったので、やはり旅行会社のツアーですかね。

団体さんが通り過ぎるまで立ち止まって待っていました。
皆様には「すみません、スミマセン」と言われましたが、
待っているフリをして父を休ませていただけですので。

登山口に到着したのは12:25でした。
お昼前に下山し終わると思っていたのですが・・・甘かったです。

登山口の駐車場には大型バスが二台止まっていて、
そのうちの一台にはフロント部分に「ハイキング上級」というツアー名が見えました。
「ハイキング上級って・・・この道はハイキングでも登山でも、人に勧められる道じゃないよ」
と疲れ切った父が主張していました。
Jackとしては面白いコースでしたが、
登山口からずっとガラガラした道ですので老体には堪えたのでしょう。

帰りは白樺湖近くのお蕎麦屋さんでランチをしました。
同じ道を引き返して、上諏訪温泉の「片倉館」という日帰り温泉施設によりました。(写真二枚目)
旅館街の一画に建っています。
休憩室や食堂を備えていて、お客のほとんどが家族連れでした。
ご近所御用達のちょっとしたレジャー施設だなぁ、と思ったのですが、
付近の旅館から泊まり客が、優待券持参で入浴しにきているようでした。
Jack一行は、入浴後は休憩室で缶ジュースを飲んだだけで塩尻に引き返しました。

去年の四阿山の帰りには、車中でお茶を飲みまくっていましたが、
今年は脱水症状にならなくて良かったです。