蓼科山 その5

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山頂も岩がゴロゴロしています。
山頂は鉢状にすこし窪んだ形になっているので、外輪山(?)を歩いて一周することができます。
どうも「お鉢めぐり」と呼ぶには大げさなような気がしますが。
しかし転がっている岩はゴツゴツしていて、岩から岩に渡り歩くのですが、歩きやすいとは言えません。
母は「バランス感覚が落ちた」と嘆いていましたが、岩が平たくないので平衡感覚が必要です。

まずは三角点付近で写真撮影!
父はあきらめて戻ったようです。
母に「もう少し下界が見えるところまで行ってみようか!」と、
外輪を歩いて南側に行ってみようと誘ってみました。
母は「え~・・・」と、もう歩きたくない!という意志表示をしましたが、
「車山が見えるかもしれないよ」などとナダメすかして歩かせます。
この日はナダメすかしてばかりでした。

元体育教師の母はスキーの研修でよく車山に来ていたので、
「ゲレンデを見てもいいかも」と思ってくれれば、数十メートルくらいは歩くだろうと踏んでの誘い文句です。
とりあえず、南側の外輪までは歩かせました。

山頂からは東に「八ヶ岳」、南に「南アルプス」や「中央アルプス」、西に「北アルプス」を眺めることができます。
八ヶ岳はくっきり見ることができました。
南アルプスも問題なし。
中央アルプスには少々雲がかかっていましたが、これも概ね問題なし。
残念ですが北アルプスは雲がかかっていて見えませんでした。
富士山もNG!
まあ、夏の間は大気の状態から、あまり「なんでもかんでも」と望めないのですけどね。

三角点方面を振り返ると、
いつ到着したのか、父が座って休んでいます。
急斜面は登りより下りのほうが大変だから、無理しないで引き返してくれれば良かったのに・・・
と思いましたが、登ってきてしまったものはしょうがないです。
とりあえず景色を見るために動きまわる気配はなさそうです。
Jackは祠に参拝して、下山することにしました。

下山前にエネルギー補給と称して、パンをかじりました。
前日、塩尻市のスーパーで購入しました。
「山頂ランチ」はせずに、下山後にどこかで食べる予定でした。
4時間くらいで登って下りてこれる山なので、朝7時前から登り始めれば、
お昼前には余裕で下山し終わると思っていました。
しかし、これまでかなりコースタイムをオーバーしています。
下りもゆっくりと歩くことになりそうです。
取り急ぎ将軍平まで下りることにしました。
9:58に下山開始!
ランチをしたわけではないのに、30分も山頂にいたことになります。
Jackにしてみれば異例ですね。

写真は一枚目が中央アルプス。文字を入れてみたのですが見難いですね。
左から空木岳木曽駒ケ岳です。
二枚目は八ヶ岳
解説文字は左から硫黄岳、横岳、赤岳、阿弥陀岳権現岳編笠山です。