蓼科山 その3

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「天狗の露地」では、登山道からわずかにそれて、
それはホント、露地にでも入るかのように右側に数メートル行くと、
女神湖方面の景色がよく見えるのですが、
ここは帰りに寄ることにして先を急ぎます。

次は「将軍平」という所を目指します。
将軍平までたどり着けば、それで尾根に出たことになります。
「天狗の露地」から「将軍平」まで約40分のはず・・・
Jack一行はここを35分間で歩いてしまいました。
種明かしをすれば、単に休憩しなかった、というだけなんですけどね。

道は段々と険しくなります。
Jack父いわく、「ひょっとして、ここは水の通り道ではないか?」・・・
恐らくそうでしょうね。
林の中の登山道というのは、そこだけ木や草がありませんし、
人が踏んで歩くから、少し低くなっているし、
大雨が降ったら、鉄砲水が来ても可笑しくないところでしょうね。

そういったことが理由なのかは定かではありませんが、
道が急になると、土砂が崩れていくのを防ぐのが目的かと思われる木の流れ止めのようなものが現われました(写真一枚目)
しかし・・・この丸太は邪魔です。歩きにくいです。

母が「これで素晴らしい眺めが待っているのでなければ、とっくに引き返しているわ!」とおっしゃるので、
「晴れているから大丈夫だよ。午前中はもつよ」とナダメすかしながら登ります。

えっちらおっちらと、将軍平に到着!8:30でした。
途中追い抜かされること一回、すれ違うこと四回でした。
Jack一行が登っているときに、すでに下りてきていた人たちは、
恐らく前日の晩に山小屋に泊まった人なのだと思います。

さて、将軍平に着くと、正面には「蓼科山荘」、右手には蓼科山山頂が見えます。(写真二枚目)
山頂までは急な道が続きそうなので、ここで少し休憩。
山荘前の日陰に座って休むことにしました。

すぐに小屋番のおじさんが出てきて、「冷たい飲み物もコーヒーもあるから休んでいってください」
と声をかけてきました。
「アイスあります」という文字を目にして、Jackが
「ありがとうございます。帰りにアイスでも食べようかと思います」と言うと、
父が「今食べる」とかなんとか言って、さっさと小屋の中に入っていってしまいました。
アイスは一個400円でした。

父がアイスを食べ終わるのを待つ間、小屋番のおじさんに
「この小屋に宿泊する人は結構いるんですか?」と尋ねると、
「全然!だから売店で少し儲けないといけなくて」と!
なるほどね・・・では先ほどまでにすれ違った方々は山頂にある山小屋に泊まったのでしょうか?
その他山頂までの様子を訊いてみました。
結構大きい岩が多いい道だということです。
休まず登れば30分くらいで到着するらしいです。

岩場だということで、母は杖をここに置いていくことにしました。
山荘の前に杖を置かせてもらって出発!
8:38でした。