高水三山 その4

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六合目から七合目あたりが少々きつい上り坂でしょうか!
八合目位までは杉の林の中を行きます。
九合目を過ぎるあたりで植生が変わって広葉樹の林になります。

道が二股に分かれ、直進するとそのまま高水山へ。
右に折れると常福院を経由して高水山へ。
Jackは当然、右折です。
石段を上って山門をくぐると境内です。

ここらあたりで人の声が聞こえました。
後方から二人くらい・・・声は男性のもののようです。

Jackはそのまま境内へ。9:10に到着。
このお寺は真言宗安楽寺の末寺だそうです。本堂は重要文化財で浪切不動尊が祀られています。
簡単に手を合わせて、本堂の後方へ。
正面の斜面を登ると高水山です。

この斜面を北側に向かうと、高水山山頂を通過せずに進むことができます。
いわゆる「巻き道」です。
Jackは当然、斜面を登ります。
一旦登りきると東屋がありました。

この斜面から境内の様子がなんとなくわかるのですが、後方から来られたお二人は座って休んでいらっしゃるようです。
どうやら犬を連れての登山のようです。

東屋の脇を通って、50mほど登ると高水山山頂です。(標高759m)
9:20でした。(写真二枚目)
ここからは晴れていたら御岳山や大岳山を眺めることができるのですが、
本日は完璧に曇っていて、眺めても白いガスしか目に入りません。

後方からのお二人が追い付いてきました。
60代くらいのご夫婦で、軽装です。
奥さんの方が小さなザック(トレイルランの人が使うような感じの)を背負ってますが、
旦那さんの方犬を連れているだけで荷物はなしです。
お二人とも登山用のストックを持っていらっしゃいます。
この軽装だと、地元の方なのかもしれませんね。

「こんにちは」と挨拶。以下、会話!
奥さん「よくいらっしゃるの?」
Jack「前に何度か来たことがあるんですが、もう忘れてしまっていて、こんな岩がゴツゴツした道だったかと思って上がってきました」
奥さん「そーねー、良い道よねぇ!」
Jack、心の声(確かに、山道として良い道だと思います)
旦那さん「いつも一人で登られるんですか?」
Jack「ええ、一人で登ることが多いですねぇ・・・」
旦那さん「まあ、その方が気楽でいいのかもしれませんね」
Jack「まあ・・・でもケガしたら一人では不便かもしれませんね」
旦那さん「それはそうですねぇ。まあ、良い相棒が見つかるといいですね!あっ、パートナーかな?」
Jack「・・・・・・」

「夫婦で登山」は良く見る光景ですが、最初はどちらの趣味だったのでしょうか??
山岳会で知り合って結婚!というなら、二人の共通の趣味だったかもしれませんが、
そーでないなら、パートナーがアウトドアな人でない限り、
登山というのは、必ずしも付き合っていただける趣味ではないですからねぇ。
夫婦で山に登っている方々にアンケートを実施してみたいですね。
「この世界に引きずり込んだのはどちらですか?」
ッていう感じで!