高水三山 その3

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最初は高水山をめざします。
歩き始めは砂防ダムの脇の木段をあがっていきます。
すぐに人口段差は消えます。
この高水三山のあたりは、奥多摩山域ではあまり熊とは縁深くないと思われますが、
念のため「熊ベル」はつけておきました。
歩きはじめて間もなく、登山道の真ん中に何か動物のフンが落ちていました。
まだ新しい感じです。
落とし主はどんな動物でしょうか?
よくよく考えると熊のフンがどんなもんかわかっていませんでした。
紹介しているサイトに行ってみるべきだと思いました。

道は暗い杉林の中です。
ここ数日の雨で道は所どころ、ぬかるんでおりました。

実はJack、高水三山は初めてではなかったのですが、最後に登ったのはかなり前!
道の感じもよく覚えていませんでした。
尾根に出るまでは案外とゴツゴツした岩が露出している道でした。
おまけに濡れているので滑ります。
いつになく慎重に登ったような気がします。

周囲は緑と水。
最初は沢沿い歩き、何回か木の橋を渡りました。
山道前方右手に小さな滝が見えました(写真一枚目)。
「清浄ノ滝」というそうです。
この滝の手前で左に折れ、ジグザグと急な坂を登ることになります。

けっこー急な道だなぁ!!こんな感じだったかしら??
と上を見上げると、斜面の上に空が見えます。
あの辺りが尾根なのだろうなぁ・・・・と思いながら狭い歩幅で登り詰めます。

この辺りで気がついたのですが、道の脇に「○合目」と刻まれた石柱が立っています。
Jackの目にとまったのは「五合目」の石柱でした。(8:30)
成程、高水山には山頂間近に常福院というお寺が立っています。
古くから近隣の信仰を集めていたといいます。
今回は「縦走」で計画して「信仰の山」に登っているという気持ちがなかったのでノーチェックでした。
この石柱は信者のために整備されたものかと思われます。

さて、駅からあまり休憩もせず、時々水分を口にする程度で1時間近く歩いてしまいました。
当初予定では、高水山あたりでパンでも食べて、小腹を満たす予定でした。
しかしそれでは歩き始めから時間が経ちすぎてしまいますし、その休憩地がランチ予定地とも近いので効率がよくありません。
「尾根にでたら、パンを食べよう!!」と計画変更。

尾根に出ると道標がありました。(写真二枚目)
石柱もあって、「六合目」とありました。8:37に到着。
山火事対策用のタンクの脇に立って休憩しました。
しかし落ち着かない休憩で、8:43には出発してしまいました。
なんだか林の中の暗い場所で、気分的に落ち着かなかったので・・・

高水山へはこの六合目を右折して進みます。