南高尾山稜 その3

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とにかく気を付けました。
Jackのテーマ登山「東京近郊で縦走する」は巻き道は使わず、すべてのピークを踏むのがルールです。
ガイドブックには巻き道が多いことが書かれていました。
気を付けていないと、不本意に楽な道に進んでしましそうです。
さらに下界に下りてしまう、いわゆる「エスケープルート」も多いので、
誤って山を下りてしまわないように、道標に気を配りました。
この道の道標はみな、はるか先にある「梅の木平」を指しています。
できれば次にやってくるピーク名や複数の目的地が示されていると、初めて来た人間には分かりやすいのですが、贅沢はいけません。
とりあえず梅の木平方面に向かっていれば、ここは間違いがありません。

大洞山を出て、次は金比羅山に向います。
ガイドブックには次のようにありました。
「つぎのピークは四等三角点を置く金比羅山だが、ほとんど気づかずに通過してしまうだろう。つぎの無名のピークを登ると、山頂近くで道が二分する。右は巻き道で、直登すれば山頂に行く。山頂からは西の眺めが開けるので、登ってみる価値はある。」
と、こんな感じ。

そんなわけで四等三角点に気をつけながら、金比羅山をめざしました。
9:56に小さなピークに達しました。(写真一枚目)
ここが金比羅山でしょうか?
三角点は見当たりません。
分かりにくい場所に三角点ある山もあるので、それほど気にせずに通過しました。
とりあえず金比羅山は通過・・・と!

その山を短く下ると、道が二股に分かれていました。
ちゃんと道標があって左に行くと「梅の木平」、右に行くと「まきみち」とあります。
ここは迷わず左に前進!

ツツジの咲く坂道を上ると、ピーク頂上に道標が立っていて、
「今来た方向」「これから行く方向」、さらに「左直角」に、つまり真左の三方に矢印がついていて、
この真左方面の矢印に「山頂」と書かれています。
さらに「山頂」の文字の下に、マジック書きで「コンピラ山」と書かれています。「???」

とりあえず、この「山頂」の方へ!
とは言っても、2mくらい、ちょっとした段差を登る感じです。
すぐに視界が開け、三角点が登場しました。(写真二枚目)
ど~やらここが本当の金比羅山のようです。
西側に視界が開けています。

ガイドブックの解説が間違っていて、
金比羅山と紹介されていた最初の何もないピークは、「なんちゃって金比羅山」で、
ガイドブックで無名のピークと紹介されている所が、「真正金比羅山」のようです。
まあ、無事にたどり着いたからいいけどね。
とりあえず10:03に金比羅山到着(標高515m)。

お茶を一口飲んだだけで、すぐに次の目的地「中沢峠」に向いました。
金比羅山を下るとすぐに中沢峠なのですが、途中トレイルランの練習をしている人とすれ違いました。
トレイルランも最近盛んになってきていますが、Jackは山道を走りたいとは思いませんねぇ。
特に低山歩きは鳥の声やら、小動物の動き、草花・・・が魅力だと思うので、
走ると、そういったことには気がつかずに通り過ぎてしまいそうです。
トレイルランをする人は、Jackとは違った楽しみ方なのでしょう。

そんなことを考えながら、中沢峠に到着。
10:11でした。