御嶽神社

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やっと、写真を載せることができました。
昨日までの過去4日分も添付しました。

日の出山から御岳山までの道は、まず下り。
それほど急ではありません。
時々階段が出現しますが、二段づつ狭い歩幅で登り降りできる段差で作られています。
高尾山でもこのような階段に出会いましたが、登山者にやさしい段差です。(写真一枚目)
観光地的な山はこんな工夫も必要なんですね。
どんな山でもこんな工夫があれば・・・贅沢は言えないですね。

すると、またまた鳥居が出現!「武蔵御嶽神社」とあります。
これ以降は少しづつ登りかしら??と思いましたが、むしろ平たい道。
途中、カラスの番いが巣づくりをしていました。
繁殖の時期ですからねぇ・・・
数年前の繁殖期、ジョギング中にカラスの襲撃を経験して以来、妙にカラスに対してナーバスになりました。
こんな登山道に近い所に巣を作らないで欲しいなぁ・・・

日の出山から20分ほどで人家が見えはじめます。
道もコンクリート敷きになって、すこしづつ上りはじめます。
あっという間に御岳集落!
ガイドブックの説明では、信仰登山の先達である御師が、講中の人たちに宿泊の便をはかるために居を構えたのが始まりだとか・・・
富士山の麓の富士吉田市の宿坊の発展と同じですかね!

現在もこの御岳集落には宿坊がたくさんあって、観光客相手とガイドブックにはありますが、
観光客相手だけでこれほど多くの宿がやっていけるはずもないでしょう。
都心から日帰りできる山なんですからねぇ。
まだ御岳講の信者が多くいるということなのだと思います。

御岳神社までの道は道標がしっかりしているので迷うことはありません。
土産物店の間を抜けて門前に到着。(写真二枚目)
狛犬の代わりに狼がいる不思議に神社です。
社伝では日本武尊が東征の際に邪神の妖霧によって道に迷ったところ、白狼が現れて案内したので、この白狼を神使として祭ったとか・・・『日本書紀』では同じ話が信濃山中の出来事として書かれています。
www.ne.jp/asahi/hon/bando-1000/tam/tama/tam/t094/t094t.htm

もしこの話がほんとなら御岳神社の歴史はすごく古いことになりますね。
とりあえず中世以降の山岳信仰霊場ですけどね。
明治の神仏分離までは蔵王権現を祀っていたようですが。
現在は主祭神は櫛眞智命、配祀神は大巳貴命と少彦名命ということになっています。
ちなみに奥宮に日本武尊が祀られています。

門前にある手水舎で禊と称して手を洗います。
今日は花粉症のおかげで手が汚れました。
お清め、お清め!
その後で石段を上りはじめます。この階段が長いんですよねぇ。