雪道との出会い

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ハイキングコース入口で衣服調節!
登山時は厚手のものを着ていくのではなく、薄手のもの重ね着して小まめに脱ぎ着するのが良いです。
Jackは家から「発汗性素材の下着(半袖)」「長袖Tシャツ(ポリエステル)」「襟付きの綿シャツ」「ウールのセーター」「袖なしのウインドブレーカー」「ちょっと厚手のウィンドブレーカー(裏地付)」「ウールのマフラー」「ニット帽」「百均カラー軍手」「厚手のチノパン」を着てきました。

コース入口で「袖なしウィンドブレーカー」を脱いで、ニット帽の代わりにバンダナを三角巾かぶりにしました。
ニット帽だとすぐ熱くなって、汗をかいてしまうのです。
バンダナは風が吹いても飛ばされなくて良いです。(最近は、これをやっている人をあまり見ませんが)
手袋はホームセンターで購入した豚皮の手袋に交換。
すでにバス停でマフラーは外して、首にはスポーツタオルをかけてあります。
そして重要なのは(勝手にJackが重要と思っている)、シャツの襟に折り曲げるてかけるようにして、背中にタオルを縦長に入れておくことです。
汗をかいたら、このタオルを取り出せば体が冷えることはないです。

ここで5分ほど消費しましたが、後ろから登山者が来る気配はないです。
前後左右、まったく無人のまま、登山道へと侵入しました。9時40分でした。
入口には「和田峠まで2.4㎞」「陣馬山山頂まで1.9㎞」の表示があります。

良い道です。雪もありません。
林の木の上には溶けきっていない雪が残っていて、時折音を立てて下に落ちます。
途中までは沢沿いの道。でもすぐに沢から離れて行きます。

10分ほど歩くと勾配もきつくなって、体も温まってきました。
またまた立ち止まって、セーター離脱!
こういう頻繁に立ち止まるのも、単独行だと気が楽です。
同行人が家族ならまだ良いですが、他人だと気を使うし、ツアー登山だったら無理だと思います。
(セーターは歩きはじめに脱いでも良いかな?)

しかし静かです。
セーターを脱いでいる間も、沢の音と雪が木の上から落ちる音しか聞こえません。
本当にここはあの「陣馬山」なのでしょうか??

水を一口飲んで、再スタート。
木の根を避けながら、それなりに急な坂を上ります。(写真一枚目)
上の方に坂の切れ目が見えて、空が見えます。
恐らく、あそこまで登れば尾根に出るのでしょう。

15分ほど急登の後、尾根に出ました。
尾根に出ると・・・そこは雪でした。(写真二枚目)
勾配はそれ相応にあります。Jackは迷いました。
アイゼンを付けるか否か・・・
付けなくても登っていけると思います。
でも恐々と、少々滑りながらの登坂となると考えられます。
すると・・・

見つけてしまいました・・・雪上に、ごく最近4本爪アイゼンが使われた形跡を!
バス停を先に出発した二人のうちの、どちらかかもしれません。
「な~んだ、みんな付けて登ってんじゃん!」(みんなかかどうかは知らんが、少なくとも1名は)
そういうことなら、さっさと付けよう!付けた方が安全だし、滑らない分早く歩けるんだよねぇ。
(そー思うなら、自分で判断して付けろ!)

というわけで、歩きはじめて1時間ほど(登山道に入ってからは30分後)で、早々にアイゼン装着となったのでした。