下山

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ダイヤモンド富士終了後、すぐに人塊は崩れました。
急いで山を下りようと考えている人は結構いるようです。
皆さん、混雑を避けてケーブルカーに乗車したいのだと思います。

Jackもこの「民族大移動」に加わることにしました。
待たずにケーブルカーに乗りたい・・・というのもありますが、暗くなる前に山を下りてしまうことが重要だと思ったからです。

隣で観賞していた奥さんに、
「それではお先に失礼しますね!」と一声掛けてスタートです。16時15分でした。
奥さんの方も「同じ景色を見れて良かったわ」という具合。

高尾山はファミリー向けの山らしく、下界から山頂まで色々な登山コースを選んで登れます。
高尾山薬王院の表参道である1号路(ケーブルカー利用可能)
常緑樹コースの3号路、吊橋コースの4号路、
通称琵琶滝コースの6号路(2号路と5号路は周回コースです)
この他にも蛇滝コース、いろはの森コース、稲荷山コースなどがあります。

表参道である1号路は下から山頂付近まで、ずっと舗装した道を登ることになり、道中は売店続きでJackはあまり好きではありません。
いつもは避けて通る道ですが、今回はケーブルカー山頂駅までの最短コースとしてここを下りました。

コースタイムでは山頂からケーブルカー乗り場まで約35分くらいとなっています。

コンクリートの道(時々階段)をほとんど小走りで下りました。
途中、薬王院の境内も通りましたが、参拝もせずに素通り・・・
それでも写真くらいは撮る(写真一枚目)。
しかし登山靴で舗装された道や階段は歩きにくいというか、走りにくいというか。

さすがに表参道です、道の両側はずっと灯篭に灯りがともっていて、薄暗い林の中でも問題なしです。
まあ、日が沈んだ後でも、真っ暗になるまでには少し間がありますからね。
とは言え、「都心に近い」「豊かな自然」が評価されてミシュラン・三ツ星観光地に選ばれて以来、高尾山での遭難が急増しているという情報もあります。
高尾山で遭難・・・どーやったらそんな状態になるのか??
スーツ姿などの、ものすごい軽装備で行って、暗くなって下りられなくなる・・・みたいな感じのようですがね。

しかしこれ以上観光地化して、「登山道に電柱&街灯がともる」みたいなのはヤダなぁ、というのが率直な意見です。
夜になったら木々も眠りますからねぇ!
ここはもう充分に自然に手を加えてますよ!これ以上は評価対象になった「豊な自然」を損なうことにもなりかねませんからね。
そうなると観光地としての売りは「山頂の水洗トイレ」ぐらいしかないですからねぇ・・・?

そんなことはさて置き、約25分でケーブルカー山頂駅に到着です。
暗くなる前に到着して良かったです。
乗車券はすでに京王線の窓口で購入していますので、すぐに改札前に出来ている列(写真二枚目)に並びました。
ケーブルカーは15分ごとに発車。
すぐに乗ることができました。16時42分発です。(本当は45分発)

登山口の「清滝駅」に到着して、無事に下山となりました。
ハイキング程度の歩きでしたが、富士山にまつわる面白い現象も見ることができて、満足な山行でした。