狩野派2

前回の投稿で、間違ったことを書いてしまいました。

狩野永徳は「京狩野」』と書いてしまいましたが、
永徳の息子・光信、孝信から江戸狩野派の流れができて、
永徳の弟子の山楽が京狩野派の祖となるので、
永徳自身は「江戸」とか「京」とかに分類できる人ではないようです。

永徳は狩野派の画風を奔放に拡大した人で、
スケールの大きい巨木表現など、大画面方式で有名だそうです。

Jackが購入した『狩野派―探幽と江戸狩野派』では
永徳の巨木表現と探幽様式の画風の比較がなされていて、
それぞれの特徴がよくわかります。
どちらが良いかは、好みは分かれると思います。

今回は、「レビュー書くなら、しっかり読めよ!」ということで、
反省しきりであります!