3つの協奏曲 vol.6

なんだか久々の更新です。
このレビューも、レビューというより、
演奏家さんへの手紙のようになっていますなぁ・・・

今年も行ってまいりました、HZMのコンサート!!
詳細は金澤さんのHPで! 「金澤亜希子の音楽室」http://www.geocities.jp/kanazawa_akiko/

お品書きは、以下です。

ベートーヴェン : ピアノ協奏曲 第2番  ソロ:近江秀崇 伴奏:新井彩香

ショスタコーヴィチ : ピアノ協奏曲 第2番  ソロ:金澤亜希子 伴奏:近江秀崇

ショパン : ピアノ協奏曲 第1番  ソロ:新井彩香 伴奏:金澤亜希子


オケパートもピアノで演奏するので、
全然違う曲になってしまうのも、もうお馴染み。
この点を考慮して、金澤さまには「ショパンに期待してます」と伝えていましたが、
「その他の曲の、演奏家の手腕には期待していない」と誤解されたかもね・・・

ベートーヴェンは昨年と同様に。
「なんか、近江氏の演奏が邪魔」・・・とか、暴言をはいてみたり。
というか、どこがソロ部分で、どこがオケ部分かわかりにくい。
聞かせどころが、よくわからないいい。。。オケパートと思われる部分が、より良く聴こえる、、、
って言うか、別の曲。

お三方の演奏の特徴に慣れて、音だけで聞き分けられるようにならないと、
何かどうなっているのか、、、
予習しておらず、さらに演奏者の手が見えないところに座っていたので、
お手上げでした。
三人の演奏を聴き分けられるようになろう!!
予習していけばイイだけの話しではあるが・・・一番前に座れって??


ショスタコーヴィッチは、万全の予習で挑み(?)ました。
なので、ソロとオケの違いは分かったのですが。

「金澤さん、もっと小さい音で弾いてくれないかしら」、、、と失礼千万なことを言ってみたり。
なんか、近江氏の聞かせどころが盛り上がらないんですよね。

曲そのものは、ダンスナンバーのようなんですね。
ソ連で「非スターリン化」が始まってから作曲されたようで、
ちょっと「自由」を感じさせます。
二台ピアノバージョンだと、不協和音が加速するようです。


そして、Chopin ちょぴん Chopin ちょぴん Chopin
ショパンです。
ショパンは、普段はあまり聴かないんですね。
まあ、「犬ころワルツ」くらいは知っていますが。

この協奏曲は、全体的に「ザ・ショパン」みたいな曲です。
ショパンをあまり聴かない私が言うのも何ですが、そんなイメージの曲です。

こちらの曲も予習していったので、概要はわかっていました。
そして予想通り、もっとも違和感なく聴くことができました。
当たり前ですが、ソロパートが「出張って」もOKです。
この場合、それが良いのか悪いのかはわかりませんが・・・
何にせよ、彩香ちゃんとの相性は良いように感じました。


そんなわけで、例年通り、挨拶もなく帰ってきてしまい、
ここで好き勝手書いておりますが、
来年も期待しております。