2月が終わるにあたって・・・

2月も最終日となりました。
2月の目標のうち、以下2点はクリアしました。
パリ講和会議の領土委員会議事録の残りを読了する
◆『東欧のナショナリズム』を読み返す
 
他の2点は、予定が変わりまして・・・
まず、
ルーマニアの研究カードを作る
はまったくやらないで、英文の研究書を読むことに変更しました。
指導教授から、「必要なところだけでも読んでおくとよい」
と言われた本でした。
 
◆バラーニャ地域に関する論文(400字詰め60~70枚程度)のアウトラインを作る
は、作っていたのですが・・・色々と事情が変わりました。
 
博士論文は400字詰め原稿用紙換算で500枚程度と、教授から言われているのですが、
その前に60~70枚程度の関連論文を、
学術雑誌に投稿するようにも言われています。
 
投稿用の論文のアウトラインを作っていたのですが、
細かく作っていたら、仕上がり70枚を越える勢いになってしまいました。

そこで、いっそのこと博士論文のアウトライン(の一部)を作って、
そこから抜き出す形で70枚用のアウトラインを作ることに決めました。
 
アウトラインとは、論文の計画書のことです。
人によって論文を作成する手順には色々とあると思いますが、
Jackの場合は、
史料読み → カード作り → アウトライン作り → 論文執筆
という手順をとっています。
 
アウトラインを作るというのは、
論文の目次をつくり、各章で何を書くのかを決めて、
論文の構成を考えることです。
 
論文の文章は、
文 → 段落 → 節 → 章
という形で大きく膨らんでいくのですが、
アウトラインを作る時は、大きい方から考えていきます。
大雑把な計画から細かいな計画へと進めるわけです。
 
段落の内容まで細かく計画を立てると、
ほとんど論文はできあがったのと同じになります。
 
現在、かなり良い調子で出来上がってきているので、
今週中に、切の良いところまで終わらせたいです。