Teles for Music(クラシックへ贈る物語 vol.2)

クラシック音楽(ピアノ)の、面白い企画に行ってきました。
3人の作家(物語、詩)の方がクラシックの曲からイメージできる文章を書き、
朗読を交えてクラシック音楽を聴く・・・というものです。
 
ピアニストは、ハンガリーで知り合った彩香ちゃん。
 
用意されてた曲は、
第1部 シューマン×物語
◆     〃         第7曲ハ短調
 
第2部 ドホナーニ×物語
6つのピアノ小品 Op.41より
◆第1曲~第5曲
 
第3部 ショパン×詩
24の前奏曲Op.28より第3番ト長調
マズルカ第38番 嬰ヘ短調Op.59-3
◆子犬のワルツ
◆革命
◆別れの曲
 
普通、クラシックの曲は演奏者が曲の世界を理解し、表現するわけですが、
今回は物語や詩とセットなので、
朗読される作品の世界と曲の世界が合っていれば良いわけです。
聴いている方も理解しやすいと思いました。
 
辛口なことを言えば、彩香ちゃんの演奏は・・・
これまで、しばしば「かわいそうな音」があり、残念に思っていました。
ドホナーニの曲だと、そんなことを特に感じていました。
 
今回はシューマンやドホナーニは、
物語の世界と良くマッチしていて、良かったと思います。
特にシューマンは◎◎に感じました。
そのうち朗読なしで聴きたいです。
 
ショパンですが・・・
まったくの余談なのですが、ピアノの曲もたくさんありますが、
Jackが一番好きなのは、ベートーベンの「月光」(特に第3楽章)で、
CDの所有枚数も一番多いです。
2番目に好きなのが、ショパンの「革命」エチュードです。
 
そんなわけで(どんなわけで??)
ショパンについては、ノーコメント!!としたいです。
(まったくもって、嫌なレビューアーですね)
あえて言えば・・・詩の朗読に押されていたような気がします。
 
全般的に言って、面白い企画で、
また、誘われれば行きたいと思いました。