イグアスの滝(アルゼンチン側)

イグアスの滝・・・ブラジルとアルゼンチンの国境にあるのですが、
世界三大瀑布の一つだそうです(残りの二つはナイアガラとビクトリア)。
 
「大きな水」という意味で、大小287ほどの滝地帯をあわせて「イグアスの滝」と呼んでいます。
 
三大瀑布のうちの他の二つと異なり、
落差はそれほどでもなく、一番高いところから落ちても、ほんの70m。
しかし幅が4㎞近くあり、スケールの違いを感じます。
 
最も落差がある付近を「悪魔の喉笛」と呼ぶそうで、
アルゼンチン側から、この「悪魔の喉笛」を観賞した場合、
上から眺める感じになります。
 
イグアスの滝のあたりは、国立公園になっております。
入場料を支払い、トロッコ列車に乗って、「悪魔の喉笛」をめざします。
イメージ 1
 
終点駅から「悪魔の喉笛」の展望台までは約1km。
幅のひろ~い川(ラプラタ川の支流パラナ川)にかかる、
なが~い橋を15分ほど歩きます。
イメージ 2
 
川の流れは非常にゆっくり。
日本やヨーロッパの川とは、ちょっと雰囲気が異なります。
 
訪れた時はちょうど乾季の終わりで、水量はそれほど多くないとのこと。
(現地の日付で2010年9月11日)
多くない・・・って言っても、十分あるように思えます。
 
イメージ 3
 
のんびり歩いていたところに、段々と「悪魔の喉笛」に近づいてきました。
とは言え、かなり遠くから「水煙」が上がっているのが見えるのですが。
さらに、まだ展望台に到着していませんが、水しぶきがかかります。
 
イメージ 4
 
イメージ 5
 
水量はそれほど多くない・・・ということですが、
十分な迫力です。
 
ちなみに、今回はツアー旅行だったのですが、
南米に旅行するような人は、誰でも行きそうな他の国にはほとんど行ってしまい、
残った末に南米に来た、というパターンが多いようですが、
皆さま口をそろえて「ナイアガラよりすごいわねぇ~」とおっしゃっていました。
 
Jackはナイアガラの滝は見たことがないので、なんとも言えませんが、
この旅行中で、一番「良かったぁ~」と感じたのは、
このイグアスの滝でした。
(ツアー同行者の方から、「もう、ナイアガラは行く必要はないわよ」と言われました)