丸の内交響楽団 第15回演奏会

10月11日(日)に東京の文京シビックホールにお出かけしました。
丸の内交響楽団の第15回演奏会に行ったんですね。

Jackは某大学で非常に説明の難しい仕事をしているのですが、
そこの上司がこれに演奏者として出演するということで、
「聴きに来ても良い」という許可の下(?)、馳せ参じたのでした。

クラシックのコンサートや演奏会に行く時は、
なるべくCDか何かで予習していくのですが、
今回は上記情報をgetしたのが10月9日ということで、予習タイムがとれませんでした。

曲目は

ポンキエルリ 「時の踊り」
グノー バレー音楽「ファウスト
ベルリオーズ 「幻想交響曲

だということで、メインディッシュはベルリオーズのようです。
手持ちのCDを見ると・・・「幻想交響曲」はありました。
「時の踊り」は持ってないけど有名だし!
ディズニーの「ファンタジア」で使われたから・・・数年前に小柳ゆきがアレンジして歌ってました。
ファウスト」は・・・まずいですねぇ。これは聴いたことがないような気がします。

「幻想」のCDはあったけど、なんかも~全く予習しないで出かけようかしらん!
最近、クラシックはロシアやフィンランド方面の曲ばっか聴いてたから、
いきなりフランスのロマン派の曲なんて聴いたら、寝ちゃうんじゃないかしら??

そもそもこの「幻想」はベルリオーズが、ある舞台を見て出演していた女優に恋をして、
ラブレター出して、やっぱり振られて、それを原動力に作曲したものらしい??
幻想交響曲」というより、「妄想交響曲」の方が正確かもしれない。
おまけに第4楽章あたりはアヘンを使用しながら、サイケデリックな状態で作ったとか・・・
さらには、全5楽章に標題がついていて、解説の文章まで添えられているという丁寧さ!
これは聴く側が勝手に曲を解釈することを許さず、
作曲家の解釈に従って聴くことを強要(?)している趣さえある・・・ははん

やっぱ予習していくのはやめましょう。
会場でパンフみたいのが配られても、「幻想」の解説は読まないよん!

上司には2階席を準備してもらいました。
2階で聴くと睡眠を防げる・・・Jackの持論です。
ステージ後方まで良く見えるんです。
演奏者の動きが見えると、音だけ聴いている状態よりも眠くなりません。
さらにロマン派の曲は必ずと言って良いほど「クライマックス」があります。
クライマックス時にはパーカッションを見ると楽しい。
そんなわけで2階席・・・実際に行ってみたら良い席でした。

演奏のレビューは???
印象に残ったところだけ!
幻想交響曲」の第3楽章ですが・・・あの目立っていたのはオーボエですかねぇ?
キレイでした。この部分がピカ一でした。
この第3楽章で、my上司(クラリネット)の演奏が目立つ部分があったようですが、
それについては語らず・・・
あとは、第5楽章の最後、クライマックス時のティンパニのダブルアタックはカッコ良かったです。

フムフム、楽しかったですよ。
帰って、「幻想」の復習をするかどうかはわかりませんけど。
第3楽章だけよく聴いてみたい気もします。(そういう聴き方は邪道ですかね?)