本場のカレー

Jackはインドに行ったことがないので、
「本当のインドカレー」というものを食したことがありません。
ヨーロッパには行ったことがあります。
しかしJackが訪問したことがある国は
ハンガリーポーランドチェコ、スロヴァキア、ルーマニアスロヴェニア、クロアティア、オーストリアで・・・・
これらの国には欧風カレーの店はなかったと思います。
(あったのかもしれませんが、見つけられませんでした)
つまり、「本場の欧風カレー」も食したことがありません。

Jackが食べたことがあるカレーは、
日本にある「インドカレー」と日本にある「欧風カレー」と、
Jack家のカレーです。

インドカレー」であろうと「欧風カレー」であろうと、
日本で食べられるカレーは、日本人の口に合うように味を調整してあるに決まっています。(断言)
日本人が求める美味いカレーとは???

Jackの独断と偏見によれば、
それは「コク」のあるカレーです・・・きっと・・・。
別の言い方で表現するなら・・・「深み」とでも言いましょうか。

そしてこのコクと辛さが合わさると・・・それはそれは美味だと思うのです。
コクのある辛さは、口の奥のほうで感じます(きっと)。
カレーを一口投入した時、
「うん???そんな辛くないじゃん」と思わせて、
後から、「やばい、来た!!」と感じるのが、コクのある辛さです。

本場のカレーに日本人が求める(Jackが求める?)コクがあるのかは知りません。
インドカレーという食べ物は、本来「コク」とは無縁のものかもしれません。
欧風カレーは「コク」というより、「シツコイ」ものかもしれません。
少なくとも、Jack家のカレーにはコクがあります。

ここ2ヶ月で、カレーを外食で頂く機会が続きました。
内幸町、日比谷、牛込神楽坂にて・・・
どの店にもカレーに3段階の「辛さランク」がありました。
そして、どの店でも一番辛いカレーを頂きました。

ぶっちゃけ、どの店にも共通して言えたことは・・・
「コクのある辛さ」ではなかった・・・ということでした。
どいつもこいつも、口に入れた瞬間、辛さを感じました。

恐らく、ベースになるカレーソースがあって、
注文をとった後に香辛料(多分、唐辛子)を使って辛味を調節するのだと思います。

コクのある辛味は、
気長に野菜をいためるとか、
長時間煮込むとか、
寝かせるとか、
時間をかけないと生まれないような気がします。

注文後に、にわかに辛味を投入したのでは、
「やばい、来た!」という辛味にはならないものと思われます。
カレー屋さんにも色々とあるのだと思いますが、
こ~も立て続けに、コクのない辛さにぶつかると、少々悲しくなります。

口内に投入後即座に感じる辛さは、チゲ鍋なんぞを食べれば味わえるので、
カレーの辛さには「コク」が欲しいと思ってしまう今日この頃でした。
やはり「宅カレー」(家カレーとも言う)が一番ハズレがなくて良いのかしらねぇ。
結局、宅カレーの自慢でした・・・