訳の分らないこと

ある朝、仕事に出かけようとしていると、Jack母が言いました。
「あんたの今日の運勢は、『訳の分らないことに時間を費やすことになりそうな日』ってなってるわよ」
とMSNの無料星占いの情報を伝達されました。

午前中の仕事の職場に到着しPCを開けると思いだしました。
「ああ、今日はこれをしなくちゃならなかった」
前日上司からのメール連絡で、今学期の自己業務評価を作成する司令が出ていました。
(午前中の仕事は某大学での変な業務)
とりあえず、自分が担当している科目についての報告書を作成しなくてはいけません。
この他にも成績管理に関係する仕事とか、
学生さんにメールを送る仕事等がありましたが、その辺は別に不服はなし!(?ちょっと不服?)

自己業務評価は規定の書式があって、それに色々とデータを書き込むのですが・・・
そのデータが今後の業務にいかに生かされるのかは不明。
とにかく科目ごとに例外が多すぎるので、データ(というか問題事例)を普遍化して検討できないのです。
まあ、もっとも大きな問題は、もともと決められた業務以外の業務が多すぎることでしょうか?
この辺りについては、多くを語るのはやめましょう。
守秘義務守秘義務

そんなわけで、
「これを作成したからって、ど~なるもんでもないでしょう」と思えるような報告書を作成し、
まったく、訳わからん!!みたいな気分で帰ってきました。

夜は季節料理屋でのお勤め。
来月の引っ越しを機に、このお店をやめることになっているので、
最近、女将はJack退職後に板場に立つ人を実践教育しています。
そんなわけでJackは出勤日の1/3は板場ではなく、洗い場と接客に回っています。

この日はJackを含めて接客要員が3人いて、
込み具合は「超混雑」ではなく「混雑」くらいだったので、
Jackは洗い場の脇で調理補助的な仕事をしていました。
女将から指令されたJackの仕事は・・・
「大量の銀杏の皮をひたすら剥くこと」でした。

どうでもいいけど、しんどかった。
って言うか、なんでこんなに銀杏があるの??
それも小粒。
商品としてはあまりうれしくないサイズ。
古くなってしまったので、外皮のついたまま水につかった状態で保存されていました。
それらの外皮を外して、薄皮状態にします。

女将の頭の中でも、それらを何かに使う具体的な計画があるわけではないので、
剥いたあとは、水中で保存。
特に「本日のメニュー」に反映されるわけでもなく、
ひたすら訳も分からず剥いていました。

星占いなんて当たらないと思っていたのに・・・
バカにできませんねぇ。

業務評価報告は科目ごとの軌道修正だけでなく、業務全体の改革に役立ってほしいです。
職務の役割分担を明確にして欲しいです。仕事の効率が上がりません。
でも、現状で大きな問題が発生しないまま、なんとか回っているから、改革は後回しだよね、きっと。
小さな問題は山積みなのに・・・

銀杏は・・・せっかく剥いたのでメニューに反映させてください。
女将のことだから、
「せっかく剥いてもらったけど、小粒すぎて使えない」とか言いだしかねません。
(だったら最初から、そんなに大量に買うな!と言いたい)
もっとも商品価値があるなら、そんなに長く置き去りになってないよね・・・