御岳山 5

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今回下山に使った、鳩ノ巣駅にいたる道は裏参道です。
道は御岳山の北西の尾根の北側斜面を巻くようについています。
ゆえに下りはじめはそれほど急な箇所はありません。
道幅はそんなに広くありませんが、歩きやすい道です。
裏参道故に整備が良いのでしょうか??
沢の源頭部を横切って進みます。
沢はいずれも涸れていました。

ところどころに枯葉の集積地帯がありましたが、
年末に登った九鬼山の時と違って、よく踏まれていて、
ラッセルをする必要はありませんでした。
御岳山への登山者の多さを思わせました。

この道はどちらかと言えば枯葉よりも霜柱が問題でしょうか。
霜柱というより北側斜面故の温度の低さが問題か?
南側斜面なら、お昼ともなれば霜柱はすべて解けて道はぐちゃグチャかと思われます。
ここは12時近くなっても硬いままです。
雪が積もったらなかなか解けないかもしれませんね。

先を行かれた60代くらいの男性とはつかず離れずの距離を保っていました。
時々Jackが「1分休憩」などをしながら下ったので、離れる場合もありましたが、
いつの間にやら150m位の間隔で一定となります。

12時ぴったりに大楢峠に到着。(写真一枚目)
道は「鳩ノ巣駅」方面と「奥多摩白丸駅」方面への道に分かれます。
ここは鳩ノ巣駅方面へ!
この峠より下部は道としては険しいと感じました。
登りではこの道よりも、今回Jackが使った古里駅からの道を使う方が楽な感じがします。

峠から20分ほど下ると、「キャンプ場」という表示が見えましたが、
どこがキャンプ場なのか分かりませんでした。
道の右側のはるかかなたに岩の壁が見えました。
あれが「越沢バットレス」だったのかもしれません。
そのあたりの道の脇に東屋があって、先を行かれた男性が休んでいました。

Jackを見ると「あなたは歩くのが速いですねぇ。追いつかれまいと必死で、疲れ切ってしまいました」
とおっしゃいました。
特に追いつこうと思っていたわけでもなかったのですが、
知らず知らずにあおっていたようでした。

そこでその人と20分くらい話し込んでしまいました。
年齢は75歳で、毎週のように奥多摩に来ていらっしゃるそうです。
70代半ばに見えない、元気な山行に思えました。
ある程度の年齢がいっても、日常的に歩く習慣があると若さが保てるという実例を拝見させていただいたようでした。

休憩後はJackが先に出発しました。12時45分。
道はいつの間にやら半舗装の状態に!
途中鳩ノ巣の集落を一望できるような場所を通り過ぎて、(写真二枚目)
13時に坂下登山口というところに出ました。
(この登山口にきれいなトイレがありました。暖かい便座に驚き)
ここからは民家の間を通って駅に向かいます。

登山口から12分ほどで鳩ノ巣駅に到着。13時14分でした。
Jackが到着してから5分ほどで例の男性も到着しました。
この方は御嶽駅まで電車に乗って、そこでバスに乗り換えるとのことでした。

Jackはホームでソーセージを巻いた手作りサンドを食べながら電車を待ちました。
電車は空いていて、ウトウトしながら帰ってきました。