恵比寿にて

本日は退引きならない用がありまして、恵比寿まで出かけました。

JR改札より恵比寿ガーデンプレイス方面に向かいましたが、
あそこってエスカレーターが横たわったみたいな、動く道がありやすやねぇ。
大抵の人があれを利用しますが、Jackもあれにのっかりました。

すぐ前にコロコロつきのスーツケースを持った男性が電話にてお話しされています。
立ち止まって話しているので、Jackはその横を通りぬけようとしました。
追い越し際に、
「ああ、今、歩く歩道にいるよ」
と、おしゃっているのが聞こえてしまいました。

ふと我に帰るJack・・・
「歩道って、歩くためにあるから、歩く歩道って変じゃん。これは動く歩道だよなぁ・・・」

しかし思い返してみると、案外「歩く歩道」と言っている人も結構いるし、
さらには、それを大した違和感なく聞き流しているのが実情ではないでしょうか?
(Jackだけかい?)

なぜ違和感がないのでしょう?

あれは「道が人の代わりに歩いてくれる」という意識があるが故に、「歩く歩道」と言って違和感がないのでしょうか?

それとも「動くから歩く必要がない」→「しかし遅い」→「イラつく」→「ついつい歩いてしまう」
心理的に歩くことを強要されてしまう」が故に、「歩く歩道」と呼ぶことに違和感がないのでしょうか?

それともJackが思いよらないような根拠に基づき、「歩く歩道」という言葉が出回っているのでしょうか?

どーにも気になりましたが、頭の冴えが悪く、気の利いた理由がみつかりませんでした。
目を覚ますにはガーデンプレイスでちょっと一杯呑むのが良かったのかもしれませんが、
用が済み次第学校に行く予定だったので、飲酒は控えました。

あなたも知らず知らずのうちに、「歩く歩道」と言ってませんか?