料理・肉

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今回はハンガリー料理の中でも、あまり旅行ガイドブックなどでは紹介されない料理のご紹介。

写真一枚目はペーチに行った時、お昼ごはんで頂いたものです。(ちょいとピンボケ)
町の中心地にあるレストランの「本日のランチ」です。
店前出されたの黒板にはBorjúragu gombával Rizzselとありました。

borjúは「子牛」です。
raguは「シチュー」です。おそらくフランス語のragout(ラグー)から派生した単語だと思います。
gombávalは英語でwith mushroom、つまり「キノコとともに」。
rizzselは英語でwith rice、つまり「ごはんとともに」、ということです。

この日の「本日のランチ」は、
この「子牛のシチューとライスの盛り合わせ」と「パローツレヴェシュ(スープ)」で520フォリント
日本円で約415円といったところでしょうか。
これはかなり安いです。
地方都市ゆえのお値段でしょう!ブダペストだと「ランチセット」はもう少し高いです。

こうしたシチューとライスの盛り合わせ!ハンガリー人はランチでよく食べるんですよ。
ライスは残念ながらインディカ種なので、日本のお米とちょっと違いますけど。
粘りがありません。「タイ米」に近いです。

このレストランはペーチでは「美味しい店」にカウントされます。
とくにこのお店のパローツレヴェシュは、いつ食べても美味です。

写真二枚目はブダペストの6区あたりのレストランでいただいた、Vadász marha!
vadászは「猟師」という意味があり、
marhaは「牛」です。
一般に野生の動物を言う時に、vadászという単語を使います。
「野生の牛」・・・どんな牛でしょうかな??

ちなみに他にどんな野生動物の肉が食されるかというと、猪や鹿が多いです。
野生動物の肉の特徴は、脂が少ないということでしょうか。
筋肉質な肉です。
パサパサした感じではあるのですが、十分「味気ある」肉です。

普通は焼いたところで、たっぷりのソースをかけていただきます。
写真のソースはちょっと甘めの味がしました。

ちなみに隣の「胡瓜のサラダ」の上にかかっている紅色の粉が、粉末パプリカです。