TEPCO銀座館

2月4日(月)に後輩のN子さんと銀座にお出かけしました。
学校でお世話になっている先生へのプレゼントを購入するためでした。
文房具や紳士服のお店を覗いて、プレゼントはあっさりとネクタイに決まりました。

その後することもないので、どーしたもんかと・・・お茶でもするか?
という感じでしたが、Jackが
「じゃあ、TEPCOにでも行って遊ぼうか??」と言うと、
「TEPCOって何ですか?」とN子さん。
東京電力のPR館みたいなもんだ!と説明すると、行ったことがないと言います。

TEPCO銀座館は「みゆき通り」にあって、ちょうど松坂屋の裏手といった感じ。
Jackは大学時代の友人と銀座で会うと、よくこのTEPCOで遊んでいます。
ほとんど冷やかしで立ち寄っているようなものです。
同行する友人が説得力のないPRにチャチャを入れながら歩きまわるので、かなり迷惑な訪問者となっています。
最近ちょっとご無沙汰でした。3年ぶりくらい。
同行人はN子さんなので、大人しい訪問者としてふるまいたく思いました。

以前に来た時は、「原子力エネルギーの素晴らしさ」をPRする作りになっていましたが、
久しぶりに入ったら、「オール電化」の宣伝館になっていました。
受付で2・3・4の各フロアーにある体験コーナーを通過してくると粗品がもらえるということで、
JackとN子嬢は粗品目当てで、館を回ることにしました。

まず4階から。本来はイベントフロアです。
今回はパナホームの展示があって、ここで「消臭効果のある内壁素材」について、
「いかに臭いを吸収する壁か!」を体験しました。
案内してくれたお姉さんに「いつか家を建てたら、この壁にします」と適当に吹いて3階へ移動。

3階はオール電化情報エリア。ここで電気による「床暖房」を体験。
しかし、これでは「電化」のメリットが伝わってこないよねぇ。
電気による「床暖」でも、まあ暖かいということはわかるけど、ガスによる「床暖」より優れているかどうかはわからない・・・
そもそもオール電化する意義って、何なんでしょうねぇ?

確かに家庭内では二酸化炭素が発生しないから「クリーン」なのかもしれないけど、
発電の時に充分排出しているし、日本の場合は発電の多くを火力に頼っているのが現状だし・・・
原子力エネルギーを利用すると、さらに厄介な廃棄物が出るし、
地球的に考えたら、電気が特別エコというわけではないのでは???
家の中が汚れない、ってことだけなのかな?

とりあえず2階へ移動。ここは家電情報エリアです。
ここでは「IHクッキングヒーターによる湯沸かし」体験か、「効率が良く熱くならない電球」についての説明のどちらかを選択して体験するシステム。
Jackは「湯沸かし」にも興味があったのですが、N子さんの家はすでに「オール電化」してあって、「湯沸かし」体験の必要がないということで、電球の説明へ・・・

ハンガリーに長期滞在した時に、調理についてはガスと電気の両方を経験しましたが、
Jackとしては、瞬時に強火と弱火が切り替わるガスの方が使い勝手が良いと思いました。
「火力」ということに関しては、電気もかなり強い熱量を持つことは知っています。
現在の日本でのIHクッキングヒーターはどーなんでしょうねぇ??「火力の調節」ということに関して!
ちょっと疑問。

全体験を終えると、1階でプレゼント福引をする権利がもらえます。
商店街の福引時に使うような「ガラガラまわして色玉が出てくる」装置によって、粗品が決定。
N子さんは計算機やナイフ等が一体となった便利グッズ。
Jackは450mlのウォーターボトルでした。

さらにアンケートに答えて、別の粗品もゲット!
これは一律で「ピーラー」でした。
Jackは包丁使用で、ピーラーは使わないんだよなぁ・・・

粗品ももらえたし、N子さんは「楽しかった」とおっしゃってました。
福引粗品については、Jackは山に行く時に麦茶でも入れていこうかと思いました。
N子さんは「使えねぇ~、って感じ!」と感想をもらしておいででした。
確かに「だから何?」って感じの代物でした。