スウィーニー・トッド

後輩のN子さんと、現在公開中の映画
スウィーニー・トッド―フリート街の悪魔の理髪師―』(原題:Sweeney todd:The Demon Barber of Fleet Street)
を観てきました。
この記事はネタばれしてしまいますので、ご注意を!

N子さんと映画に行くのは3回目です。
これまで彼女と観た映画はみな「・・・・・」な感じで、今回も「大丈夫かなぁ??」とJackは心配気味。
今まではJackの方から誘ったり、招待券をgetしたのでつきあってもらったりしていたのですが、
今回はN子さんが「観たい」と言った映画だったので、まぁ、、、大丈夫かな?くらいの気持ちで出かけました。

Yahooのレビューを「チラ見」した程度だったので、あらすじなどはよくわからず・・・
どーもスプラッタなシーンもあるようで、ホラーかもしれないなぁ???程度の知識で映画館へ!

監督はティム・バートン、主演はジョニー・デップ

特に監督のファンというわけでもなく、役者が好みというわけでもなく。
二人が組んだ作品としては、『シザーハンズ』を観て、「映画館で観ないで良かった」と思ったり、途中で飽きて止めてしまった作品もあったりして(確か『エド・ウッド』だったような・・・)、
あまりJackとは相性が良い人たちではありません。

今回観た『スウィーニー・・』はミュージカル映画でした。
歌の部分は吹き替えているのかどうかわかりませんでしたが、ミュージカル仕立てにすると、展開が早すぎたり、ありきたりだったりしても、「まあ、有りかな??!」と思えてしまうから不思議です。

この映画はホラーのナリをしていますが、コメディーです。
描かれる人物は判事、役人、イタリア人・・・ほぼワザと!と思われ位にステレオタイプ
ストーリーは妙などんでん返しもなく、途中まで観ると大たいの結末も読めます。
N子さんも同じように結末を読んでいたようで、
「最後にほぼ全員死ぬだろう」「生き残るのは誰と誰だろうか?」みたいな感じで見ていたようです。
最後の方は殺しの技術も高まって、『必殺!』の山田五十鈴の三味線のバチさばきを彷彿させました。(うっそ~)

鑑賞後のN子さんの評は、
「今までJackさんと観た映画の中では、一番面白かったです」
という、若干辛辣なご意見でした。
Jackの意見としては、「ビデオかDVDで観れば十分では?」といった感じです。

jackにとって出演している役者さんたちは、皆
「どこかで見たことある人たちだなぁ・・・何て映画で観たんだっけ??」という感じでした。
Jackは映画を観ても役者さんや監督を覚えないので、いつもこんな感じです。
特に今回は主演の女優さんが気になりました。

調べたらかつて『眺めのいい部屋』に出ていた方でした。(ヘレナ・ボナム=カーター)
悪役の判事を演じていたのは『ダイ・ハード』でテロリストやった人でした。(アラン・リックマン

映画館は平日の午後、ということもあってか空席多数でした。