下山道 2

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東屋のある分岐点から谷峨駅方面の道を進み、5分ほど歩くと再びコンクリートの道に出ます。
ここから先は一部を除いて舗装された道となります。

さらに10分ほど下ると、山北町指定記念物の桜があります。
義経千本桜」ではなくて「都夫良野の頼朝桜」だそうです(写真一枚目)。
当然ですが1月現在は咲いておりません。
何故「頼朝桜」なのかというと・・・興味のある方はご自分で確認しに行きましょう!

この桜の木の近くに「バイオトイレ」なるものがありました。
排泄物を分解する機能がついていて、「環境にやさしいトイレ」ということです。
もちろん使用してきました。
使用後にスイッチを入れると、便器の中で分解装置が回転するという仕組みです。
ブイブイ音を出しながら分解作業を始めるトイレ・・・
なんか妙な感じでした。

実はこの辺りでJack一行は結構焦っていました。
というのも谷峨駅から14時2分に出る列車に乗ろうとしていたからです。
これを逃すと1時間くらい待たなくてはなりません。
頼朝桜のあたりで13時20分で、コース中にある道標のコースタイムに従うとギリギリだったのです。
頼朝桜の説明文を読む暇もなく、先を急ぎました。

しかしこーいう時に限って、ポカをするものです。
Jack一行は下ばかり向いて、ひたすら歩いてしまったのです。
大きく「行き止まり」と書かれて道標にも気づかずに・・・
道がなくなって「???」なJack&Jack母!
すぐに引き返しましたが、ここで5分ほどロス・・・

急ぎながら、でもケガをしないために走ることもせず。
大野山ハイキングコースの入口を示した看板の前にたどり着いたのは13時35分でした。
まるで人家の玄関先に入っていくような雰囲気のコース入口。
おまけに変な牛の看板(写真二枚目)。
この看板が玄関前にあるって、この家の人はどー思っているのかしらん??(計り知れん)

この辺りは「嵐」という名の集落のようです。
ここから駅に向かって歩くと、前方に広く田んぼが見えて、
右手には壁のような崖づたいに赤い支柱の大きな橋があります。
東名高速道路都夫良野トンネル付近にある橋なのですが、非常に大きい支柱で支えられています。
それでもなんだか、この上を猛スピードで走るのは怖い感じです。
上を走っている時は何も考えずに運転しているんですがねぇ。(知らぬが仏)

しかしこの辺りは完全な農村風景です。
前日までは「お昼は下山した後にどこかで食べればいいじゃん」などと言っていたJackですが、
商店はおろかコンビニの一軒もありません。
良かった、良かった、お弁当持参で・・・

今回の山行は情報収集に手を抜いて、いつになく行き当たりバッタリでした。
正月ボケ!というやつでしょうか?
とにかく、あと少しで谷峨駅!なんとか間に合いそうです。