共和小学校―犬クビリ分岐

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トイレ休憩後、出発したのは9時50分くらいでした。
5分も歩かないうちに道が二股に分かれました。
道標があって、右に行くと「市間」というところに通じ、左に行くと1時間ほどで大野山山頂に達するようです。
ガイドブックでもここを左に進み、間もなく右の登山道に入るように紹介されています。
ここで再び、休憩していた女性2人を追い抜きました。

道は平坦で、JackとJack母はのんきにおしゃべりしながら歩いておりました。
どれほど歩いたでしょうか???
人家が見えるようになりました。
すると右側に道標があって「大野山まで1時間10分」とあります。
?????
そもそも結構歩いたのに、ガイドブックにあるように「右に登山道」が見当たらないのです???

今回参考にしなかったガイドブック『エリアガイド45 東京周辺日帰りハイキング』(昭文社、1991)によれば、次のようにありました。
「校舎越しに大野山を眺めながら校庭を横切って進むと、右方向市間からの道が来て合流し、左へ山腹をからむ平坦路を行くと、右に細い山道が分岐し、道標が立っているので、この山道を見落とさないように注意してこの山道に入る。」
・・・見落としました・・・

今回の山行では山道に危険な個所はありませんでした。
しかし、おしゃべりをしながらの山登りは危険です。

Jack一行は「深沢」という集落にでてしまいました。10時25分でした。
ここからも大野山山頂に行くことはできます。
しかし山の斜面に開かれた、県営の乳牛育成牧場の中のアスファルトの道を上がっていかなくてはいけません。
戻ると余計に時間がかかるので、このアスファルトの道を行くことにしました。

深沢の集落は山間にある農村のようで、斜面に畑が広がります。
結構眺めのよい農村風景です(写真一枚目)。
あ~良かった!道を間違わなかったら、こんな景色を見ることもなかったよね!!!
(見たかったのか??)

アスファルトの道は結構きついです。
つづら折りで上っていきます。
舗装されていない山道を上る時は、小股でチョコチョコ上って行くくせに、
舗装されていると、ゆっくりペースを忘れてグイグイ歩いてしまいます。
ペースメーカーのJack母・・・役に立っていません!!

途中、休憩をはさみながら、変わり映えしない道を進みます。
「後ろから来ていた女性2人は、もう頂上に着いたかねぇ??間違わなかったら、小学校から山頂まで1時間ちょっとらしいから」
などと話しながら、牧場の中を進みます。でも牛には一頭もお会いしませんでした。
途中、「まきば館」という名の建物がありました。見学施設のようです。
駐車場も完備していて、なかなか綺麗な建物です。
いや~、道を間違わなかったら、こんな施設があるなんて、一生知ることなく終わったよねぇ・・・
(見学したいわけじゃないんだから、知らなくたって困ることないじゃん・・・)

そんなわけで、ずっと舗装された道を上りました。
11時30分に「犬クビリ分岐」という十字路に着きました(写真二枚目)。
ここを右から来るのが正しい道だったのですがね。
ちなみにここを直進すると丹沢湖に出ます。
左に行くと山頂です。
よかった、よかった!
山頂までは、あと300メートルほどです。