大晦日・元旦

とにかくこの時期、面白いテレビ番組がありません。
一番イラつくのは、新聞の番組表を見ている時です。
芸能人も人間なのでお休みをとるのは当たり前です。
なので、年内に撮りだめた番組が順次放送されていくのは仕方がないことと思います。

通常の番組はほとんどが30分か1時間刻みで変わっていくので、新聞の番組表も一時間ごとに区切られています。
しかしこの時期は長時間番組が多いため、番組表も3・4時間、長いものは10時間近くぶち抜きで記されます。
別にぶち抜きで書かれてあっても良いのですが、何時頃、どのようなコーナーが設定されているのかわからないのは、どーしても気に入りません。

例えば元旦の「大笑点」!!
「長瀬&昇太の㊙落語」が見たかったのですが、何時に始まるのかは書いてなくて、何となくチャンネルを合わせたら、そのコーナーはすでに終了!「松岡&木久扇の時代劇」が始まっていました。
(この時代劇は往年の「ドリフ」を思わせる所がありました)

これはわざと時間を公表せずに、ずっとそのチャンネルを見続けることを促し、視聴率を上げさせようとするテレビ局側の作戦なのでしょうか?
そして新聞社はその作戦をそのまま記事にして掲載しているのでしょうか?

晦日紅白歌合戦もしかりです。
大たい何時頃、誰が歌うのかがわかれば、注目している歌手だけ見ることができるのに・・・
全体的に視聴率を獲得しようなどと、NHKは「紅白」においての、すでに時代遅れとなった願望を抱き続けているのでしょうか??
時代が変わったのですから、タイムテーブルを公表しても良いのに・・・

Jackは大晦日は「紅白」でもなく「K-1」でもなく、「N響第九演奏会」と「年越しクラシック」と決めています。
しかしJack母が美川憲一小林幸子両氏の衣装を見たがるので、その時は「紅白」見せてあげないとカワイソウなのです。(今回はGackt様も観賞対象だったようです)
2007年紅白では白組トップが美川憲一様だったので楽でした。

その後は教育テレビに切り替えて、Jackは年に一度の第九鑑賞に入りました。
とりあえず、4楽章全部が終わるまでチャンネルを変える気はなかったので、
「紅白」にチャンネルを戻したのは演奏終了後の21時30分頃でした。

非常にラッキーなことにチャンネルを変えると「サっちゃん」が・・・
そして続いて「Gacktお屋形様」が「政虎」の衣装(多分)で登場して、スンナリ観賞!
毎年こうだと楽で良いです。
来年も衣装対決は21時30分くらいにやってもらいたいものです。
(というか、そろそろJack母が衣装対決に飽きてくれれば有難いです)

Jackの注目はこの「幸子・Gacktの華麗対決」よりも、Gackt様がある種の「世界」を作り上げた直後に登場した大塚愛の不憫さに注がれました。
彼女は「NHKへの貢献度」でもなく「視聴率のための話題性」でもなく、その年にヒットした曲を歌うという、正統派の出場者だったのに・・・
あのGacktの直後って、それ以上に人並み外れた方を置かないとなぁ・・・かわいそうに・・・

ちなみに元旦の夜はウィーンフィルニューイヤーコンサートと決めていますが、
Jack母が「相棒 元旦スペシャル」を見たがるので、途中までの鑑賞となります。
まあ「相棒」はJackも結構好きなので、比較的楽しみにしているお正月特番ではありますが。

この記事は現在「箱根駅伝」を見ながら書いてます。
2区の10㎞地点を過ぎたあたりです。
1区で順天堂が早々にブレーキ!一応棄権することなく襷はリレーされて良かったです。
しかし、この「ブレーキ現象」にドラマ性を求めて観戦している視聴者って、結構いるような気がします。
Jackなんか泣き崩れる選手見てるとカワイソウになるし、それを煽るように叫ぶ中継アナにイラつくので、ついつい音声を消しちゃったりしますけどねぇ・・・
「箱根」はやっぱり「坂登り」に「坂下り」ですよねぇ。
この辺の限界を超えるようなデッドヒートが「箱根」一番の見せ場かな?と思っております。