牛ノ背

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歩きやすい稜線



山頂から下界に向けて出発したのは13:15でした。
往路を戻るのではなく、北へ700mほど稜線を歩き、噴火口を見物してからの下山です。

山頂から北への道は牛ノ背と呼ばれていて、名前からして幅の狭い道のようです。
上の写真は山頂の岩の上から見た牛ノ背です。
そんなに狭くもないです。結構広いです。

ただ非常に強い風でヨロヨロ歩きです。
東北の山はすごい風が吹くと言いますが・・・
成程、これはしんどいです。どんどん寒くなっていきます。
皆さん無言で歩くだけ!早くこの稜線から離れたい一方で、景色などを見ている余裕はありません。
たかが700m、時間にしてわずか10分のことなのですが、かなり体温を奪われました。

山で遭難して、装備もなく死んでいく時って、こうやって寒さで動けなくなっていくのでしょうね。
思考能力も低下するし・・・
長そでの下着にすれば良かったと思った一瞬でした。

寒さをこらえて歩いていって、左手に沼ノ平の噴火口が見えてきました。