揚げ浸し

今年の夏は久しぶりにHazi Buli(ハンガリー語でHome Party)でもしようかと考えております。
誰を呼ぶかは未定です。
夏に行うので、参加者にはビール持参で来ていただこうかと思ってます。

Jackは料理をするわけですが、現在夏らしいメニューを考案中。
パーティーには料理するだけでなく、自分も参加したいので、
作り置いておいて、順次お出しするのが良いかと思われます。
そのための一品として、『野菜の揚げ浸し』を検討中です。

使用する野菜は、やはり主に夏野菜が良いと思います。
週末に試作しましたので、その時のレシピをご紹介します。
ちなみに4人分のつもりが、6人分くらいの量になってしまいました。

パプリカ(黄色)1コ…種を取って、縦に8等分に切る
しし唐 8コ…揚げた時の爆発よけに、爪で傷をつける
玉葱 1コ…くし型で8等分に切り、バラけないように楊枝をさす
胡瓜 1コ…縦に4等分したものを半分の長さに切り、種はとる
南瓜 …好みの大きさで!厚すぎないほうがよい
茄子 1コ…縦に4等分して、太いところに縦に切れ目を入れる

以上を全部油で揚げる。
大き目のタッパーなどの入れ物に並べていれる。
茄子だけは色が出るので別容器に!
野菜の隙間に、だし昆布(10㎝くらいの)をいれる。

浸すための「だし」は「カツオだし」をもとに作りました。
(ちなみに今回はカツオの「だし汁」500mlで「浸し用だし」作成)
「浸し用だし」の分量は浸す野菜の量によって決めておくれ!
カツオだし汁:味醂:酒:醤油を4:2:2:2の配合にて
鍋で味醂と酒を煮きり、アルコールを飛ばしたところに「カツオだし汁」をいれる。
温まってきたところに、砂糖と塩を投入。
沸騰直前に醤油を入れて、火を消す。

「浸し用だし」が熱いうちに野菜を並べた容器に注ぐ。
十分冷めたら、冷蔵庫で保存。
一晩は浸しておくと良いでしょう!

味付けは醤油がメインと感じる方が良いと思います。
ですから塩はほんの隠し味です。
砂糖も主張し過ぎない程度で!
味醂が結構多く入っているので、砂糖が多いとしつこくなります。
野菜を油で揚げているので、「浸し用だし」が少々薄味でも苦無く食べられます。
かえって濃い味の「浸し用だし」だと、途中で食べるのがイヤになるかも!
醤油は濃い口を使いましたが、使う野菜によっては薄口のほうがキレイかも!

使う野菜はこの他には
冬瓜、とうもろこし、小茄子、茗荷、パプリカ(赤色)、アスパラ
などを考えています。
胡瓜は水っぽくて、美味しくないかも?と思いましたが、
案外良かったです。冬瓜もこのノリでいけないかと・・・
あと「しし唐」の代わりに、そろそろスーパーでも出回る、
緑色の大きめの唐辛子というか、「しし唐」の兄ちゃんみたいなヤツ!
あれは何というのでしょうか?
思ったよりも辛くなくて、拍子抜けなんですけどね。

結構、美味しくできました。
「浸し用だし」はカツオだし汁、味醂、醤油、酒を少し足して、火を入れ直せば、
2回くらい使えると思います。