アイス・ティー2

Jackの最もお気に入りの紅茶はアールグレイですが、
これをアイスで飲むのは好きではありません。
せっかく香りをつけたお茶ですので、
その香りを最も良く楽しむことができるホットが最高です!
とは言え、アールグレイをアイスにする利点もあるようです。

このアールグレイクリームダウンしにくいのだそうです。
だからと言って、やはりアイスで飲むことはしません、絶対!!
他にも濁りにくい紅茶としては、ディンブラ、キャンディなどがあります。
何故か両方ともセイロン紅茶です。
ディンブラはハイグロウンティーのくせに渋みが少なく、
キャンディはミディアムグロウンティーで、これまたタンニンが少ないのです、
ちなみにインドの紅茶では、ニルギリなんぞが濁りにくいかと思います。
でも濁りにくい、というだけで、濁るときは濁ります。

沸騰したお湯で淹れた紅茶をアイスにする場合、
ゆっくりと冷ましていたのでは濁ります。
Jackがアイス・ティーを作る場合、準備するものは
通常紅茶を淹れる際に使う「ティーポットか急須」、「小鍋」、
「ガラス製のポット」を二つ、「マドラーかスプーン」、です。
ちなみに小鍋の代わりに、大ぶりのマグカップを二つ使うこともあります。

まず、普通にホットで飲む時と同じように紅茶を淹れます。
カップ4杯分くらい、まとめてつくります。
それを全部「小鍋」に注ぎます。
(甘いのが好きな人は、この時点で砂糖を入れるとよいらしいです)
「ガラス製ポットA」に氷を入れ、そこに「小鍋」から紅茶を移します。
大急ぎで「マドラーかスプーン」でかき混ぜて、さらに大急ぎで
「ポットA」に蓋をして、氷が入らないようにして「ポットB」に移します。
「小鍋」と「ポットA」を洗いながら、冷やします。
「ポットA」に氷を入れて、「ポットB」から紅茶を移し、
大急ぎで「マドラーかスプーン」でかき混ぜて、蓋をして、
氷が入らないようにして、「小鍋」に移します。
「ポットB」を洗って、「小鍋」から紅茶を移します。
これを常温保存で、10時間以内で飲みきります。
冷蔵庫に入れると、そっこーで濁ります。

今年は6月にヌワラエリアで練習しました。
渋いヌワラエリアでも一人分なら濁らず作ることができました。
現在Jack家では冷蔵庫が混雑していて、
冷蔵庫で長時間水出し紅茶を作るとヒンシュクを買います。
仕方なく、面倒くさい上述の方法で作成しております。

ちなみに茶葉は、毎年アイス・ティー用に使う、
日東紅茶の「渋みの少ない紅茶」を使用してます。
これはJackにとって、水出しで作っても「惜しくない」紅茶なのです。
ごめんなさい、日東紅茶さん!
いつもハイ・クオリティな紅茶を楽しませていただいております。

ちなみにティー・バッグを使うと、
「水出し」だろうが「お湯出し(?)」だろうが、濁りません。(多分)
TWININGSのティー・バッグの「ダージリン」「アッサム」「イングリッシュブレックファースト」で試しましたが、いずれも透明なままいけました。
面倒くさくなく、涼しげなアイス・ティーが飲みたい場合、
ティーバッグで手抜きをするのもOKかと思います。